見出し画像

シンプルで社会貢献性の高いリユースビジネスの"武器"をつくるエンジニア組織

PRチームの三浦です!
テクノロジー戦略本部のメンバーインタビュー第2回は、開発2部部長 渡辺圭祐さんにお話を伺いました!
(ちなみに、バイセルのテックにはワタナベさんが3人います)

画像1

渡辺圭祐(わたなべ・けいすけ)
テクノロジー戦略本部 開発2部 部長
趣味:料理(ハンバーグ、回鍋肉、ラザニア)・ソロキャンプ・子供とポケモン

◆シンプルで奥深い出張買取のビジネスモデル

――バイセルへの入社前のご経歴について教えてください

前職は松榮さんと同じゲーム系メガベンチャーにサーバサイドエンジニアとして入社しました。そこからプランナー、プロデューサー、マネージャーなどを経験して、2019年11月にバイセルに入社しました。

入社後はバイセルの買取側での新規事業領域の担当として、会員システムの構築やCASHの移管を担当していました。今はバイセル全社で進めているリユースプラットフォームプロジェクトの推進を行っています。

――開発1部松榮さんのご紹介がバイセル入社のきっかけと伺いました

そうですね。前職で繋がりがあった松榮さんから話を聞いたのが最初でした。「着物の中古買取をマンパワーで成長させてる」という話を聞いて、驚いたと同時にテクノロジーで何かをやるだけでもっと変わるんじゃないかなと思ったんです。

――お話聞く中で興味を持った点はどんなところでしたか?

個人的に事業をみるのが好きなんですよ。前職には「売上はすべてを癒す」という魔法の言葉がありまして。プロダクトのP/Lやメンバーのアサインを考えたり、事業の方向性を決めてものづくりして、やったことをKPIにヒットさせていく過程が好きなんです。
バイセルのビジネスの構造は「買ってきて売る」というとてもシンプルな事業、且つその手段は膨大にある点が奥深い、テクノロジーの活用余地が大きいなと。

入社時はCASHを事業譲受して大きくしていくぞというフェーズでもあったので、ベンチャーだけど事業を見ていくというところは変わらない。リユースという未知の領域ではありますがチャレンジしてみようかと思いました。

――大手から上場前のベンチャーへの不安はなかったんでしょうか?

テックメンバーには当時からIT大手出身の人も多かったので、エンジニアにとっては当たり前の土台があるんじゃないかなと思っていました。実際話を聞いたり、入社してみても妙なベンチャースピリットで気合で開発!みたいな雰囲気はなかったですね。

画像3

↑撮影中の後ろで楽しそうな今村CTOと松榮さん

◆各部署が数字をベースに語れるバイセルのカルチャー

――実際入ってみて、前職とのギャップなどはありましたか?

ゲーム系だとプロダクトそのものが売上の柱なので、僕らエンジニアの組織が作って世に出さないと、売上数千万円とか億とか吹っ飛んじゃうので、アドレナリンが出る働き方ではありました。
一方バイセルは、エンジニアがいない世界で事業が成り立っているので安心感はありますね。事業の社会貢献性も自分の仕事が世界を豊かにしている感じで、やりがいがあります。
僕らは社内のスタッフがいかにうまく業務をまわせるかの”武器”を提供する役目だと思っています。

――買取から販売まで、事業の円滑化のために色々なところにテクノロジーが活きているんですね

最近は何かプロジェクトが動くってなったら必ずと行っていいほどテックに招集がかかりますね。社員のみなさんからテックへの期待を感じられるし、こちらも色々準備できるので嬉しいです。

あと、事業部の人たちがしっかり数字を見ることができるのも入ってみて印象的でした。例えば接客時間の業務改善にあたって、何に時間がかかっていて、その要因はどこにあるのかをしっかり数字を元に分解していける。ここの数字は?と尋ねられたら、スッと出してきてくれたり。そして更にこれを達成するとKPIとしてる売上とか件数ってどうなるんだろうね、っていう話が当たり前にできる。
全社として感覚ではなくて、数字で会話をすることを徹底しているのは凄いなと思いました。

画像3

――今はバイセルの買取側を担当されていますよね

はい、買取領域を担当する開発2部で買取の最大化・効率化を図っています。目下、リユースプラットフォームプロジェクトとして、バイセルだけじゃなくてリユース企業全体に必要としてもらえることを目指して、システム開発に取り組んでいます。

――具体的にはどのような課題や改善策を進めているのでしょうか?

いまの買取現場では、まだ情報を手動で入力する部分が多かったり、自分が買い取った商品がどこでいくらで売れたかのフィードバックが得られなかったりという状況です。
そこをシステムで補完してあげることで、端末を操作する時間をお客様とのコミュニケーションに充てることができたり、買取品の市場相場を知ることでセールストークに使えたり、といった改善につながるとみています。
将来的にはこれをグループの外にも提供することで、リユース業界が盛り上がるといいなと思っています。

◆本質の課題解決に繋がるものづくりを

――業務全般の面白みはどんなところだと思われますか?

システム改善の余地がまだまだ沢山あるってことですかね。
例えば、僕らで船橋にあるロジスティクスに行ってみると、ロジのみなさんにとっては当たり前のことだけど、僕らから見ると「もっと効率化できるのに!」って思うことがいっぱいあるんです。

――なるほど…!エンジニアの目には改善ポイントが色々見えてくるわけですね

例えば着物の査定も、1日何千件という数の写真が全国からロジスティクスに送られてきて、専門部署が1枚ずつ見て査定しているんですよね。けど金額を決めるロジックがあって、部署でルールを決めて体系化されてるなら、これはシステムで再現できますよねっていう。
そういった当たり前を改善していくのが僕らエンジニアの役割だと思っています。

――エンジニアが現場を知ることが事業を前進させますね

そうですね。お客さま宅に伺うリアルな買取方法・商品を扱っている僕らからすると、やっぱり現場を見てみるっていうのは大事にしないとなと思います。

――さいごに、渡辺さんとして「こういうとこエンジニアって大事だよね」と思っていることはありますか?

エンジニアが事業を理解して「本質の課題解決につながるものづくり」ができることが大事だと思います。ものづくりしてて一番テンションが上がるタイミングが「新しい技術を使った時」という人よりも、「世の中の人の困ってる課題解決ができた時」という人の方がバイセルには合ってると思っています。
自分本位でやりたい技術じゃなくて、最速かつ最適に仕上げていくことが、バイセルのカルチャーだと思ってます。

***

渡辺さんが率いる開発2部、メンバー募集中です!
詳細はこちらからご確認ください。

 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?