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パートナーのお母さんと会って考えたこと

 


パートナーの親に会うのって誰でも緊張しますよね。結婚を考えているといっそう緊張も増します。


これは私たちが同性カップルで、世間のマイノリティだからってだけじゃなくってきっと世の中のみんなが思うことだと信じています。



そんな私が結婚の挨拶ではなく、初めてパートナーのお母さんと会った時の話。



パートナーのお母さんは、気さくで、飾らない、誰とでも仲良くなってしまいそうな、なんだか相手を緊張させない、さっぱりしているのに、温かい雰囲気のある方。


初対面の時も初めての気持ちはあまりなく、いろいろな話ができました。



パートナーとお付き合いをして、長いわけではありませんでしたが、きっとこれからも一緒にいるんだろうなぁと思っていたし、パートナーと将来のことも考えていた頃でした。



パートナーからお母さんへ話をしてくれていたので、3人でいる間も将来の話をたくさんしました。

いろいろな話をしていた中で、


本当に娘でいいのか?娘は変わらないから、パートナーがいてくれることは嬉しい。でも、やっぱり世間ではまだまだ少数だから、男性といた方が楽なこともあるし…。



言葉は少し違いますが、お母さんからこのような言葉がきました。



覚悟はしているつもりでしたし、親にも伝えていたし、今後についても真剣に考え、パートナーと向き合っていました。


その時には、今の自分の思いを率直に、真っ直ぐに伝えることしかできず、どう言葉を返せば自分の決意?思い?が伝わったのかなぁと後に考えた出来事でした。



お母さんはパートナーがこれまでお付き合いしていた方とも会っていたし、お別れした経緯やパートナーのいろいろな想いも知っていて、パートナーのありのままを受け入れた上での娘を思う母の気持ちだと思います。



付き合い始めた頃、パートナーも同じようなことを言っていました。





私はパートナーと出会う前まで、男性とお付き合いをしてきましたし、今までに女性を恋愛対象に思ったことはありませんでした。

今、同性のパートナーがいますが、それはパートナーがパートナーだったからで、レズビアンもバイセクシャルもパンセクシャルもしっくりくるわけではなく、自分自身のセクシャリティに関しては不透明なままです。




ただ、私の恋愛対象が男性だったということ、パートナーの恋愛対象は同性ということは変わらない事実なんですよね。

だからこそ、レズビアンであるパートナーやパートナーの親からすると、私がパートナーとの人生を歩んでいくことは、世間でいう普通とは逸脱していて、乗り越えなければいけないことがたくさんあって、いつか私が男性と過ごすことを選択するかもしれないっていう思い?不安?は心のどこかにずっとあるんだろうなぁと思ったんです。



どんなに言葉を並べても、なんだか上っ面な気分になってしまいました。



これからパートナーと共に過ごしていくことが自分にできる最大の返事で、心のどこかにある思い?不安?を消すためには自分自身の今後の行動で示していくしかないなぁって思いました。



私が勝手に考えることで、なんだか恩着せがましいことかもしれませんが…
パートナーやパートナーのお母さんを私が幸せにできたらいいなぁと強く考えるきっかけとなりました。




そんなことを考えながらも、私はいつもパートナーやパートナーのお母さんに幸せにしてもらってばっかりです。
パートナーの実家に行った時も、嫁、姑問題なんて絶対ないなぁと思ってしまうくらいナチュラルに私を家族の1人として迎えてくれています。




私は自分の地元がすごく好きで、来年からは地元に戻る予定なのですが、パートナーの大切なお母さんの近くでいつか生活ができたらいいなぁと思うくらいに、パートナーのお母さんのことが好きです。



改めて、いい人に出会えたなぁって思います。



何が言いたいか分からなくなってきましたが、

幸せにできたらいいなぁと思う相手に、

逆にたくさんの幸せをもらっているなぁというお話でした〜。

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