現実というのは一般的というだけで客観的な事実そのものが現実でないことも
よくよく考えると
私達は理解していることしか
捉えられないから
理想ということでさえも
実は理解していることしか
捉えられないことにもあるし
現実というのはその意味で
一般的に認知されていることと
規定もできる
一般が認知できていないなら
それは現実であっても無自覚な
現実とか隠された現実にはなる
ことに情報化社会だと広範囲な情報がある中
限定されたことだけしか伝わらないという部分もある
この伝えられない部分をどう理解していくのか
ということになるとなかなか難しいのだが
割り切って現実は価値観が作っていると
考えるなら価値観について踏み込んで
考えていくことが
現実をより現実らしく
そして理想をより理想らしくする
ことにつながるのだと思う
この価値観をどうやって踏み込んでいくのかは
いろいろやり方はあるとは思うが
歴史的に積み重ねられた価値観を眺めてみて
現代にどうそれがつながってきているのかを
考えるのはかなり有益な方法なのだが
教育でも歴史教育では
こういった流れを教えることも有意義ではないかと
そう思ったりする
客観的な事実が現実では本当はないのだから
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