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腰痛を克服するために気をつけたいこと

「腰痛になりやすい」「立ち姿勢など同じ姿勢が長く続くと腰にくる」など、自分の中で腰痛に関してこうだと暗示をかけている部分がおおいにある。

「腰痛が人生を好転させる:腰痛がなかなか治らない人が読む本」(著者:朝倉穂高)が今回とても参考になった。
痛みが慢性的になるとやっかいで、少しでも痛むと脳は痛みを認識するため、10中2レベルほどの痛みであっても痛みに敏感になってしまうのだそうだ。確かに、ほんの少し腰にきたかなとというくらいの症状でも、自分の中で「腰痛を確定」してしまっている気がする。

よく考えるとそこまで痛いわけではなく、寝返りのときと寝ている姿勢から立ち上がるとき、長く座ったあとに立ち上がったとき、といった長時間同じ姿勢が続いた後の動き出しに少し痛みを感じるのだが、ごく自然の体の反応といえばそう言える。同じ姿勢が続けば、筋肉の伸び縮みがないため、固まってしまいがちだというのは私でもわかるわけで。

本の参考になった内容をメモした。(一部抜粋、一部要約)

◎人間の体は、表現しきれなくなったものが体の不調として現れる。痛みや病気は、身体が「ありのままの自分に戻ってほしい」と訴えている状態。
何かの病気を1つ克服できたということは、今までの習慣的なものの見方や行動パターンから脱却できたということ。一方で同じ病気、症状を繰り返している場合、まだその行動や思考パターンから抜け出せていないということ。

◎腰痛でも病気でも治すのは自分だと覚悟を決めたところで、もう半分以上は治っている。病気でもなんでも「失敗するかもするかもしれないけどとりあえずやってみよう」と思っているうちはだめで、「ともかくやるしかないのだ」と覚悟を決めて取り組むと、結果としてちゃんと成功するようになっている。責任転嫁して、外に原因を求めている限り治るものも治らないし、症状は好転しない。

◎答えが「腰痛になる」というような、記憶と再生の方程式になってしまっている。考え方や行動の習慣などの方程式に入力する項目を変えれば、自ずと答えが変わる。

正直なところ、運動不足であることは認識していて、休日は一日中トドのようにテレビの前で過ごしてしまうことが多く、足の筋肉をほとんど使っていない。身体を支える上で、腰だけでほぼ上半身を支えている。椅子や床に座っている、ベッドやソファに横たわっている時間が圧倒的に長く、立つ、歩くの時間はとても少ない。足が全然活躍していないのだ。もっと足を頼らなければ、足も弱ってしまう。昨日、家の中で数分腿上げしたりダンスしたり、足に負担をかける運動を少ししたら腰のもやもやが速攻でスッキリした。

今後、腰痛を遠ざるために
「治すのは自分だ!」「足をもっと使う!」の2点を念頭に、快適な状態になる方程式で腰痛を上書きしたいと思う。

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