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モノの価値は人それぞれ

最近夫がはまっているメルカリのこと。もう使わないからいいよと私のコーチのショルダーバッグを出展していたのだが、それが売れた。価格設定も含め任せており、私も今いくらで出していたか知らずにいた。あまりに破格な値段にするくらいなら無理に売らなくていいよと言っていたつもりだったが、取引が成立した価格が1800円だった。これにはびっくりしてしまった。私の中では、3000円未満にするくらいなら(対して差がないだろうとも思えるが)ちょっと立ち止まりたかったと、今更思った。

まず、夫に全任しているので文句を言える立場ではないのは明らかだ。なんて優柔不断で勝手な主張だとういうことも重々承知しているし、せっせと不要品をお金に変えてくれて感謝もしている。売り物をきれいにする作業だけで相当労力をかけているのも見ているしね。
ただ、なんだろう・・・。悲しいのだ。しゅんとしてしまったのだ。それなりに愛着があったものだが、もう使わないだろうと思い、売ってもいいよと夫に渡した。だけどまさか1800円で売りに出されるとは思ってもみなかったのだ。

物の価値なんて人それぞれで、夫は自分が買った冬コートは、私から見るとハリーポッターのマントのようで誰も買わなそうだが、10000円からなかなか値下げをしていない。5000円でも高いわ、と私は思う。そう、自分のものはそれなりの思い入れがあるのでなかなか安くできないが、人のものは価値を感じないから簡単に安くできるのだ。

これからは気をつけよう。あまりに安値をつけられると悲しくなってしまうものは売りに出さず、自分で決着をつけると。コーチのバッグは1800円で売られてもいいという覚悟、決別がちゃんとできていなかった。まだ自分で使うという選択肢を捨てきれていなかったのもある。なんかスパっといかない自分の性格をなんともめんどくさく感じるが、これもしかたない。こんな自分もまあよしとするのと同時に、夫に対して拗ねるのはもうやめよう(怒ったりはもちろんしてないが、話をしたくない不機嫌な空気を放出していたから)。メルカリからまた1つ学べたエピソードでした。

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