1.75cm
昨夜、競泳の国際大会代表選手選考会の様子を伝えるテレビ番組を何となく見ていました。
国際大会とは、パリオリンピックのことです。
女子100メートルバタフライ決勝
先頭の3人がほとんど差がなくゴールしましたが、結果は
1着 平井瑞希さん 56.91秒
2着 池江璃花子さん 57.30秒
3着 松本信歩さん 57.31秒
レースが終わり、平井さんと池江さんは、パリオリンピックの代表に決まり、松本さんは代表になれませんでした。
2着の池江さんと、3着の松本さんの差は、100分の1秒でした。
3着の松本さんのタイムは、オリンピック派遣標準記録を上回っていて、なおかつ学生新記録でした。
100分の1秒まで計測できる競泳のタッチ板は、1967年に導入されたそうで、それまでは10分の1秒までをストップウォッチで計測していたんだそうです。
このレースの100分の1秒がどれほどの差だったのか、計算してみました。
1.75cmでした。
レースが終わった後の青いプールは、静かに天井照明を映していました。
追記 3月24日
3着だった松本信歩さんは、今日行われた女子200m個人メドレーで2位に入り、派遣標準記録もクリアし、見事パリオリンピックの代表に内定しました。
記事を書いてから、ずっと気になっていました。
おめでとうございます。