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蒼野由枝
2021年10月6日 18:08
悲しい、と思ったときに、「それは悲しいことだね」と誰ひとりに認められることがないと胸にうずくまるその気持ちが「悲しい」というものだと、わからない。だから、言葉、特に感情に対するそれは、人とともに響きあって、共感しあって丹念に織られていくものなんだと思っている。子どもの頃、特に十代前半は兄にたくさん殴られてけなされるのが当たり前だった。でも、殴られて痛いより、