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仏事支援の失敗

33回忌の法要の仏事支援をさせて頂いた際に、ご参列のほとんどの方が実際には故人様とは会ったことのないお孫さんや曾孫さんでした。
実際に故人様と会ったことのない方に、「故人様はどんな方でしたか?」など質問することはできないので、故人様と面識のあった方のお話を聞いてもらうばかりになってしまい、とても温度差を作ってしまいました。

法要に一緒に参加しているという感覚になってもらいたい一心で私は、「故人様がどんな方だったか、皆さんのお話を聞きながら想像してみてください」などと声を掛け、コミュニケーションをとろうとしました。

しかし、横に座っている方と関係のない話を始めたり、携帯を触り始める方が出てきたりと上、時間が経つにつれて温度差が広がるばかりでした。ひとりひとり、故人様に対する想いは違って当たり前ですが、普段の忙しい日常から離れ、この時間は故人様のことを想い、吐き出す時間であることを理解してもらう雰囲気づくりというのが私自身出て来ていなかったなと反省した経験でした。また、33回忌ということで、故人様と面識のない方がいるということを事前に予想してコミュニケーションをとる法要を考えておくべきでした。

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