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山海塾「KAGEMI」びわ湖ホール

ずっとバタバタで書こう書こうと思ってたのに、放置してしまっていた。。。

忙しいことはいいことだけど、やはりちゃんと言葉にしていくことをある種の訓練としてやっていかないとダメだなと思ったので、なんとか書いていきたいと思います。

びわ湖ホールでのKAGEMI公演は、5月だったか。。。

今思い出せることだけでも書いていこう。

KAGEMIは数年前にリクリエーションし、冒頭のソロは僕がやらせてもらっている。

作品の序章であり、世界の導入部分でもあり、全てがここから立ち上がっていくからこそ、大事なシーン。

数年前のリクリのHIBIKIでもそうだが、静かででも質量の発生が大変なシーンをもらっている。

師匠の本を読むか僕のワークショップに来れば知れることなんだが、ダンスの語源はテンションから来ている。

だから、かなり動いたりハードなシーンというのはある種踊る側としてはかなり簡単なものだと思ってます。

だからこそ、僕がもらってるシーンは動きも最小限で、移動もしないからこそ難しい。

派手でもないからこそ、激しいシーンより印象も少なくなるだろう。

だけど、もう一度言うが、踊るのは本当に難しい。

ただその一点のみで、最小限の動きでシーン展開をしていかないと言うことは、それだけ質量を十方空に出し続け、客の集中力を引っ張り続けなければいけない。

いや本当に毎回勉強になってます。

前回のKAGEMIの公演の際は、ダメ出しが貰えなくて自ら聞きに行くと、「いいんだけど、なんか足りない。もっと設定を細かく。」って言われてて、まだ最終的に自分の方向性が違うことに本番直前に気づいて本番でさらに超絶細かなところを付け加えた(振付は変わらない)んだけど、今回の公演で少しは課題をクリアできたと思う。

こういうトライができることに本当に感謝です。

死ぬ前学び続けようと思います。

もっと高みへ。

組長 石井則仁より

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