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レバレッジETFへ投資する最高のタイミングを過去のデータで検証してみた!【TQQQ.TECL.SPXL】(通常版)

ご覧頂き、ありがとうございます。
ぶちこみん♡です。

簡単に自己紹介させて頂きますと、3年前から投資ブロガーとして活動しており、ブログランキング(ブログ村)はランキング1位、マネックス証券での取材経験もあります。

前回、SPXL(S&P500への3倍レバレッジ)の記事を執筆したところ、好評でしたので、今回はSPXLよりもハイリターンを狙う投資家の為【TQQQ】を分析しました。

【TQQQ】とは、QQQの日変動の3倍に連動することを目標に運用されている米国ETFです。レバレッジを掛けて、ハイリスクハイリターンを狙ったETFとなっています。

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また、今回の記事は【TECL】(テクノロジーセクターへの3倍レバレッジETF)へ投資を検討している方も参考になると考えています。

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こちらはTQQQ、TECLのチャートです。TQQQとTECLはハイテク銘柄を扱うETFということもあり、似た値動きをしていることが分かります。

TQQQとTECLがハイリターンであるのを理解して頂く為にVOO(S&P500)も一緒に載せました。オレンジ色のVOO(S&P500)に圧勝しているのが分かりますね。

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今回の記事はTECLへの記載はありますが、あくまでもTQQQがメインです。理由としては、知名度が高いQQQの3倍レバレッジの分析は説明しやすく、TECLよりも読者様からのニーズが強かったからです。

注意事項ですが、前回のnoteである『【SPXL】レバレッジETFを過去データで分析!投資をする最高のタイミングを検証してみた!』とは投資戦略は基本的に同じです。

なお、SPXLの数量限定記事は好評です。今まで何度か販売しましたが、即日、売り切れとなっており、クレームは一度もありませんでした(21年6月時点)

前回のnoteの完全版の位置付けで発行しています。前回と内容が重複している部分がございます。ご購読の方はご注意下さい。

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何故、レバレッジETFに投資をするべきなのか?

何故、TQQQに投資をする必要があるのか?それはサラリーマンが暴落局面で合理的に資産を増やすなら、暴落局面でレバレッジ投資を活用するのが効率的な手段だからです。

主に2つの理由があります。

一つ目の理由は、サラリーマンは現金を保有しておらず、暴落局面で買い増しする資金が足らないからです。

リーマンショックのような大暴落があれば買い増しができるチャンス!という話を聞きますが、実際のところ、多くのサラリーマンは買い増しをする余力がありません。

例えば、1000万円の株式を保有している人が、暴落で株価が半分になり、暴落時に10万円を追加投資しても、リターンは微々たるモノです。

株価が回復しても、儲かった金額は5万円です。それでは「株価が元に戻った」だけであって、それでは歴史的な暴落を活用したとは言えません。

もし、読者さまが既にお金持ちでなら暴落局面に「買い増し」をすることで、大きく資産を増やすことが可能なのかもしれません。

ですが、残念ながら、ほとんどの庶民は多額の現金を保有していません。よって、暴落時に大きく資産を増やすことが出来ないのです。

暴落直前に、売り抜けることができた凄腕投資家でない限り、多くの投資家は保有銘柄の資産を減らしているはずです。せっかく、株価が暴落しても、多くの投資家は、それを活かす為の現金を保有していないのです。


2つ目の理由としては、個人投資家はハイテク・グロース株を好む人が多いからです。値動きが激しいハイグロ銘柄は夢がありますが、歴史的なの暴落が起きた場合、損失を抱えることが予想されます。

例えば、人気銘柄のLYFTがコロナ暴落前に保有していたと仮定します。すると、ホルダーは大損失です。-56%も損失を出しており、今更、暴落中に底値で売却する訳にもいきません。

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かといって、他の銘柄に乗り換えても、この損失を取り戻し、高リターンを達成するのは困難です。事実、LYFTの株価は元の株価に戻すまで10ヶ月も掛かっています。

ここで投資家は2つの選択肢があります。このまま「塩漬け」するか?それとも、「レバレッジETF」で勝負をするか?の選択です。

私は暴落時こそ、思い切ってレバレッジで勝負をするべきだと考えています。

だからこそ、【TQQQ】【TECL】というボラティリティが大きい銘柄で損失を取り戻す必要があるのです。株価は一気に5倍まで膨れ上がっています。レバレッジETFは損失を一気に取り戻せるチャンスです。

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レバレッジ3倍なら、歴史的な暴落局面で、損失を取り戻すどころか、サラリーマンの年収分の資産を稼げる可能性があります。

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米国の平均株価であるS&P500(オレンジのチャート)をリターンで超越しているのが見て分かると思います。

私はインデックス投資を否定している訳ではありませんが、レバレッジ投資を否定するのは機会損失だと思います。


では、具体的にTQQQ、TECLのチャートを見て、いつ、どのタイミングで投資をすれば良いでしょうか?

倍になったり、半分になったり……ボラが激しくて…チャートを見るだけでは、いつ購入して良いのか分からないと思います(笑)

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私は楽観主義者ではないので、私はレバレッジETFに長期投資には反対の立場です。絶好のチャンスに限って、レバレッジ投資をするべきだと考えています。

しかしながら、「絶好のチャンスだと」何を持って判断すれば良いのでしょうか?株価のチャートを見るだけでは、レバレッジETFに投資をするタイミングを決めることができません。

投資をする為に、判断材料が欲しいところです。

そこで、人気経済番組『モーニングサテライト』が良い特集をしていたので紹介したいと思います。

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それは「1年以内に米国株が回復した条件」という特集です。

個別株で必勝法は存在しませんが…一定の条件が揃えば、S&P500なら必勝法があるようです。「一年以内」というのがミソです。

この「一年以内に米国株が上昇する条件」をレバレッジ投資に活用したらどうなるのか?を考察してみました。


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