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書評「謙虚なリーダーシップ」

本書はリーダーシップについて詳細に記述された論文のような書籍であり、まさに今これから人の上に立つ人、あるいはマネジメントに課題感を抱えている方には非常に役に立つ本だと思った!

ポイントは部下との接し方、マインドセット的な部分に事細かについて記述されており、尚且つ即実践できる内容なので、高額なセミナーにいくよりもコスパも質もよい点にある。

高額セミナーの場合は見返しができなかったり、会場へ行く時間とお金も発生する。Youtubeだとフロントエンドとして動画投稿しているケースも多く、結局バックエンドの商材を購入しないと詳細なTipsが手に入らないことが多い。

本書の場合は、それらの問題を全て解決してくれているので、時間・お金・労力の観点で本当にコスパがよいと思った。

そんな本書であるが、中でもよかった部分を一部抜粋したい。

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・メンバー一人一人と仲良くなるには格式ばらない活動(食事)が最短ルート
・部下とのやりとりにおいてはできる限り、部下を下にみないようにしましょう
・快適と感じる限界がどこか、お互いに明らかにし、素直さを加減しながら徐々に作られていく
・メンバーが心理的に安心し、率直に話せる方が高い業績をあげられる
・分析も評価もテストもしない、あなたのことを詳しく知りたい
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これらのように、部下だけに通じる話ではないが、コミュニケーションにおいて非常に参考になる。

相手をテスト・分析しないというのは非常に重要で、〇〇さんは××だから….のように分析してしまうと、相手の嫌な部分ばかりフォーカスしてしまい、潜在的に嫌悪感を抱く。結果、コミュニケーションにも支障が生じる原因になりそうだ。

そんなことする意味はなく、ただ相手を知りたい。ストーリーを知りたい、そして多様性を受け入れる姿勢でいる。ただ、それでいいんだと思う。

難しく考えすぎる必要はなく、難しく考えるとかえってドツボにハマるのが人間関係なのかもしれない。

非常に多くの気づき・学び・発見をえることができました。
ありがとうございます。

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