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わたしがメンタル強め人間に成長するまでの10要素

ご挨拶

どうも、未だに就活浪人中のぶたももです!
今回はなぜ"わたしが"就活浪人中なのに不安のなさそうな毎日を送っているのかを紐解きます。

メンタルの強さは遺伝や生育環境も関わるため、そんな簡単に真似できないとは思います!たまに、”この世の理不尽の権化”みたいな人とも話しますが、スタート地点が違いすぎて「そりゃあ、メンヘラになりますね」と思います。そんな方々には鬱になってしまうかもしれませんが。

ただの自慢エピソード集になってしまっていると思います。
ただ、自己肯定感は

1 愛してくれた人がいること
2 自分には分からないこともあると諦めること
3 金銭的余裕があること
4 失敗しても何年かかっても乗り越えること

が大事です。具体的なエピソード10個を紹介します。

サムネのみなとみらいは「メンタル強い街」のイメージです。


1 医療職の母

わたしの母は1型糖尿病・ASD(自閉スペクトラム症)についての対応が落ち着いていた印象です。訪問看護の仕事を通じて年配の1型糖尿病患者の方の経験談を仕入れてきたり、インターネット検索だけで入手した情報で判断しないところがわたしのメンタルにも影響しています。エセ医療に頼る親って嫌ですよね。「発達障害は治る!」なんて根性論の母でなくてよかったです。

2 くちぱっちのように穏やかな父

わたしの父はのんび〜〜り話します。私のASDは父の遺伝ではないかと疑っています。感情の上下があまりない人です。ときどき話の理解が遅いので早く話す母と喧嘩になってしまいますが、🐰卯年🐰生まれの私が仲裁に入るのでなんとかなります。「お前は何をしたってダメだからな!」と叱ってくる父じゃなくてよかったです。

3 世帯年収が平均よりは上

父は大企業の子会社に勤めています。福利厚生で安く国内旅行できる制度があります。毎年ポイントが失効する直前の3月には必ず国内旅行します。泊まりがけでは那須塩原・伊勢志摩・伊豆・北海道に行ったことがあります。わたしは学校行事でイタリア、バイト代でトルコに行ったことがありますが、バイト代をトルコ旅行に回せたのは安定した家計があるからです。

4 親戚が愉快

わたしの祖父は、家系図をWordなどデジタルで歴史を記録する人です。「この人は京都タワーの初代支配人になってな〜」とわたしと家系図のなかですんごい遠い人に指をさされたこともあります。祖母は裁縫が得意でぬいぐるみの全身整形をしてくれる人です。祖父母ともに畑仕事が大好きで、毎年ダンボールに野菜や果物がギュウギュウになって送られてきます。

5 重度のネット中毒で強い思想との距離感のとり方が慣れている

一番ひどいのは小5の時で、16時間やっている日もありました。遊ぶ友達がいなかったからインターネットにしか興味が向きませんでした。インターネットは掘れば掘るほど強い思想が出てきます。相反する強い思想たちに出会ったとき、「これは確定情報ではない」と重ね合わせて判断できるメディアリテラシーが身につきました

6 メンタルの限界を知った中2の冬

中2のときに二元論では処理できない現実に向き合うために幻覚・幻聴・フラッシュバックなどが大2まで続きます。その混迷を乗り越えられたからこそ、自分が弱い場面の認知トラウマを克服できる自信がつきました。あと、お勧めできませんが精神科に行かないでどうにかできた自信もあります。わたしの場合は自分との対話だけで解決できました。

7 基本何をしても怒られない美術の高校大学

高校は中学校と同じような環境では生活できないと考え、美術系高校を選びました。上履きではなく土足で歩く校舎の廊下を靴下で歩いても怒られないし、大雨の日に雨具がないからとその辺のゴミ袋でレインコートを作っていたら手伝ってくれる先生もいました。英語のテストで魚の絵を描いたら2点貰えたこともあります。

大学では、大4のときの卒業研究制作の最終講評で「下手」と言われましたが、「これは情報デザインじゃなかったら評価されないからね笑」と言われなぜか卒業できました熱意で押したらどうにかなりましたね。愉快な最終講評でした。あと、講評中にぶたさんのぬいぐるみを小さな肩掛け鞄からひょっこりさせても怒られませんでした。

8 「他の誰とも違う」と言われ続ける

高校時代の油画の先生から「ぶたももさんはなんか人と違うね」、大学時代のゼミの先生からも「私の学生時代にはいなかったタイプ」、大学のOGでもあるデザインの師匠からも「我が道を進んだ方が幸せになれるんじゃない?」と言われ続けました。変わり者ばかりの美高美大でも浮いているなら誰と比べても無駄であると悟りました

9 「あなたたちは多摩美や武蔵美に行くような人たちですからね」のプレッシャー→無事に合格した

高校入学初日から当然のように言われた言葉です。これで合格できてなかったら大きな挫折になっていたと思います。第一志望の多摩美術大学グラフィックデザインには落ちましたが、「絶対にグラフに受かりたい」とは考えていなかったので第二志望の情報デザインに合格して満足しました。良い学歴を手に入れて「わたしは優秀なんだ」という慢心でもあります。

10 ASDで感情が鈍感・孤独に強い

ASDとは共感力が低いと言われる発達障害です(そちらの共感力が本当に高いのなら発達障害者にも共感できるんですよね?)。友達は小6からできましたが、それまでは1人で行動していました。友達を作ろうとしたきっかけは「このまま誰とコミュニケーションが取れないと仕事ができない大人」になってしまうと気づいたからです。寂しさはありません

まとめ

こんな経験があったらメンタル強くなれるかもという話です。

しかし、人によって良い経験か悪い経験かは変わってしまうかと思います
例えば、こんなルートもあったと思います。

5 重度のネット中毒で強い思想との距離感のとり方が慣れている
→ネットにハマりすぎて引きこもりになる。
6 メンタルの限界を知った中2の冬
→人間恐怖症になって、人とまともに話せなくなる。
8 「他の誰とも違う」と言われ続ける
→誰のアドバイスも聞こうとしない頑固すぎる人になってしまう。
9 「あなたたちは多摩美や武蔵美に行くような人たちですからね」のプレッシャー→無事に合格した
→多摩美に受からず女子美に行き、男子への耐性が極端になくなる。

こうならなかったのは、
1 医療職の母
2 くちぱっちのように穏やかな父
3世帯年収が平均よりは上
4 親戚が愉快
7基本何をしても怒られない美術の高校大学
10 ASDで感情が鈍感・孤独に強い

の要素があったからだと思います。


メンタル弱めの人の参考になるかもしれませんし、「だからわたしはメンタル強くなれないんだ」という理由にもなると思います。

メンタルが強くないと生きていけない世界で
 暴力的な家庭に望まれずに生まれてきた生命
 低収入の親の元でお金の工面に苦労をする子供たち
 繊細な性格の遺伝子に翻弄されて何もできずに泣く人
 我こそは優秀だとランキングのトップを狙っていたかつての戦士たち

そんな人たちに簡単に「メンタルを強くしろ」なんて言えるわけがない。

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