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苦手なものは避けなさいと 本当に逃げていたら 何もかも できなくなってしまう

できる仕事の幅が狭すぎて申し訳ないと思う

デザインのバイトはしているが、実力不足で簡単には思うようにはいかない。まだまだ勉強しなければならないこともある。収入は十分にはない。だから、他のバイトも探している。

役所のバイトに興味があったので周辺の市区町村の求人を調べてみた。「電話応対」か。電話応対をするなら、何度も聞き返していいならやりたい。20代なのにもう聴力に問題がある。聴力検査は正常だからAPD(聴覚情報処理障害)だろう。私の場合、正確には自閉スペクトラム症の症状の一つではある

ハキハキした声で伝わるのは元気だけ

こんなことがあった。コンビニ倉庫のピッキング作業のバイトをしていたとき。私は50代か60代の女性のパートさんに「こうして!」と指示されることもあった。その内容を認識できないのだ。ハキハキ喋られるが、何をして欲しいのかはわからない。何度も聞き返してしまうから叱られる

そのうち頑張ってはいるが出来ない子ということで多少パートさんたちの態度は優しくなったが、労働環境がとてもうるさくてしんどくなって辞めた。「前前前世」「Happiness」「行くぜっ!怪盗少女」など元気な曲がローテーションで流れていた。仕事の楽しみを見つけやすいのはいいが、他人の指示は聞こえない。そして、窓のないチルド庫は声が響きすぎる


聴覚障害者として扱ってもらったほうがいいです

その倉庫では聴覚障害のある人が働いていた。その人にはみんな身振り手振りで「これからよそに行ってきます」とか伝えていた。私もこのほうがわかりやすい。私は聞かなくてもいい休憩室のどーでもいい会話が聞こえるだけの聴覚障害者なのかもしれない


苦手なものは避けなさいと 本当に逃げていたら 何もかも できなくなってしまう

1年以上前に私自身が書いた詩の一節だ。私は電話応対もプログラミングも体力仕事も空気を読むことも苦手。このフリーター期間は得意なデザインやライティングの能力を伸ばしてきた。でも、まだ伸び足りないのだろうか。まだキャリアアップには繋がらない。お金は稼がなければならない。

求人の求める人物像に「好奇心旺盛な人」がよくある。私はなんでも調べようとする好奇心旺盛な人だとは思うが、求人の「好奇心旺盛な人」は違うのではないかと思う。何にでも好奇心旺盛に取り組むということは、何でも得意になること。何度でも何にでも挑戦すれば上手くなるからだ。

なんでもそつなくこなす人が欲しいんだろう。何度でも失敗してもいいのなら、仕事を覚えるのに何年間もかかっていいのなら働いてもいいですか?志望動機に「私は〇〇ができるから貴社に貢献できます」と書けなくなってしまうが。得意な人をとったほうがいいから落ちてしまう



毎月1万5千円の医療費支払いと年金納付ができるよな大人へ

そしてざっと計算して130万円の母からの借金の返済もしたい。得意なことだけで生きていけると思えないが、精一杯できることをする。親の脛齧りはまだまだ続きそうです。なるべく迷惑はかけたくないから、学習のためだけにお金は使っています。

浪費はしないようにするあまりに親から「今年の夏はどこにも行かないの?」と心配された。ずっと専門知識を学習してデザインのバイトをするだけでいいと考えていた。何年かかったってデザイナーでもライターでもないかもしれないけど、正社員として働けるように毎日修行するだけだ


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