見出し画像

僕が今までシャニマスをやってなかった理由とやった理由

毎日、ホーム画面を眺めては目頭を熱くしているオタクこと僕です。
摩美々担のノクチル箱推しです。

4月になってからアイドルマスターシャイニーカラーズにドドドドドドハマりしてしまいまして。
この熱、どうにか言語化したい。そう、だって僕は日本語を使えるんだから…

言語化するにあたって、どうしたらごちゃごちゃせずに伝えられるか。とりあえず逆説的に、「なんで今までしなかったか」を考えることで「それでもすることになった」に繋がるんじゃないか、と考えたのでとりあえずそっからいってみたいと思います。あは〜♡

デレマスがわかんないから

これでも765はやってたんですよ(星井美希が好きです)
それも好きになった理由は「好きな人が好きだったから」なんですが。(青春じゃ〜ん)
アニマス見たし映画は通ったしオールフォーワンも買った。
好きになった理由こそ不純、いやある意味では純粋だけど、でもアニメ及び765は本当に楽しんでました。
アニマスの何が良かったって、「成長度合いが現実的」だったというところでしたね。

アニメの海回(ウェミダー!!!)があるんだけど海にみんなで行く動機が「これから売れてしまったらみんなで一緒に出歩く機会がなくなる」という理由だったし。しかもちゃんとその後、スケジュールの都合が合わない描写や変装して歩かないといけない描写だったりがあって、「ちゃんとしてる〜」と思ったと同時に没入感が生まれて結果まんまと感動させられてしまったんです。

まあそんな話は置いておいて。

876プロ(DS)もやってみたし、グリマスも触りだけちょっとやったんですけど、アイマスをぐいっと引っ張っていったデレマスが全然ハマれなかったんですよ。(強いていうなら龍崎薫が好きです)
ガシャ主体ってところもハマらなくて。気づいたらキャラ数がゴツいことになってたし。今更どうすれば…
ガシャ引いてキャラの絵を見て楽しむとして、それってググって見るのと何が違うの…?と当時は思っていました。

そこから、アイマスシリーズから一歩離れることに。
連続したシリーズのひとつをやらなくなると、次のも気が進まなくなることはあるよね。
シャニマスも最初ソシャゲってだけ知って。そうなると「またガシャゲーか〜」って思ってしまったし。

デレマスにハマれなかったことが原因で、以降のシリーズに苦手意識がちょっとあったのは事実です。

楽曲・アイドル単体で好きではなかったから

アイドルの子たちはみ〜んなかわいいし、楽曲もプロの作曲が技量を活かして作ってる感じがして良いんですが、
僕には残念ながらあんまりハマれなかったんですね。
イラストだけ見て「かわい〜〜!!!買う!!」となれない自分にとってはガシャゲーと聞くと違うな〜と思ってしまいます。絵だしな〜。
楽曲も、オルタナロックとかポストロックが趣味の自分にはハマれない、という理由以外に、結局アニマスでの楽曲でも「エピソードや演出ありきで好き」があったところもでかいです。
『エージェント夜を往く』や『SMOKY THRILL』はアニメでの演出があって好きだったり。
それまでの765プロの活躍あっての映画でのM@STERPIECEでの感動だったり。

絵や曲をそれだけ提示されても「ふうん」で終わっちゃうのもアイドルマスターシリーズから退かせた理由になったかもしれません。

認知のきっかけは幻覚

そんな中アイドルマスターシャイニーカラーズを認知する(新シリーズがリリースされたことは知っていた)ことになったのはこちらの配信でした。

18歳からARuFaと恐山を追いかけ、Vtuberとして月ノ美兎を推している僕にとっては完全にスマブラ(もちろん匿名ラジオのコラボ回も1dぁ87146r回聞きました)

「へ〜今のアイマスってこうなってるんだ〜」と思いながら、彼らの実況のネタにニヤニヤしながら見てたんですけど、一つ気づいたことがあるんですよ。

恐山が幻覚を見ている…

「三峰結華はTLで得た情報を"テレビで見た"と偽ってメンバーに言っている」とか「芹沢あさひが水族館のふれあいコーナーでヒトデを強く握りすぎてて飼育員に注意されているのを見た」とか言ってて「何いってんだこいつ…」って思いました。

しかし一緒に実況している委員長もやけに妄想の解像度?が高い。
気になって他の委員長のシャニマス実況見ても似たようなこと言ってる?

もしかしてシャニマスって人に幻覚を見させる力がある…?

そんなワケで触りだけやろうかとアプリをDLして(大学の同期にしきりに4月に始めるとめちゃめちゃお得だからと説得されていたし)、初回無料ガシャを回しては見るキャラのことをTwitterやらこのnoteでも調べてみたんですけど、見事に幻覚を見ている人が多数。

「樋口円香が newdaysでBOSSのカフェラテを買うのを見た」やら「和泉愛依は一周遅れたおもしろ画像をクラスメイトに見せている」だとか、しまいには「30歳の田中摩美々がジャズバーでピアノで歌うソロライブをしてた」なんて未来の話をしている人もいた。しかもライブレポだった。
noteのこの記事なんて大好き。(283アイドルがハマりそうな芸人一覧という記事です)

一生こういう話してたい。実際友人と「283アイドルに無理やり聞かせたらハマってくれそうなバンドはなにか」って話を一回しました。

彼女たちはもはや、現実に存在してしまうのです。

なぜ、人々に幻覚を見せるのか。
その答えはディティールの細かさにありました。

まず、これまでのアイマスソシャゲを圧倒的に凌駕するテキスト量。育成ゲーム(初見の人に勘違いされやすいけどアイマスはギャルゲーではなく育成ゲームです!!!!)じゃなくてノベルゲームじゃん。しかも一生ストーリー増えるノベルゲーなのでは?(でもノベルゲーとも言い切れなくて、彼女たちのアイドルとしての道中でしかないのでノベルゲーとしての終了、クリアがどの作品でも無いのがアイドルマスターシリーズの特徴)
そのテキストでも”あくまで現実の女の子に起こるイベント”が細かく書かれていて、他のテキストゲームにはない大スペクタクルが無いのがまた幻覚に拍車をかけています。友達が来る前だからオタクグッズ片付けなきゃとか、実家の犬のほっぺがかわいい、とか。そんくらいの細かさが無限にあるんですよ。
僕はkey作品をやっていたんですけど、それと比べると(悪い言い方になるけど)くだらない日常を描いてることで起こる現実感が幻覚を起こしていました。
プラス、そのテキスト量で、アイドルという「夢を追いかける」という事象が絡むことでその子の本質に踏み入ることになるんですよね。
各々が抱える苦しみ悩みトラウマは、ファンタジー作品にあるような生死の存続や人類の滅亡みたいなことでなく、現実に絶対あるであろう感情。そこに触れてしまうんです。
多分だけど、人の本質に踏み入ることで”どうしても目を背くことができなくなる”瞬間があると思うんですよ。
”嫌いな人”って表面しか知らないから嫌いでいれるってことないですか?その人の抱える野望、トラウマ、人生を知ってしまったら”嫌いゲージを振り切る”ことが難しくなってしまうと思うんです。
テキストでの描写の細かさと緩急が、彼女たちに引き込まれざるを得ない状態にさせているんだと考えます。

あとあとあと、ゲームにある絵。
絵がうめえのよそれが。マジで。
で、うまいだけじゃなくて、ネットで誰かが指摘していてハッと気づいたのが浅倉透のイラスト。

画像1

透(画像右)の持ってるスマホ、バンカーリングつけてるんですよね。
そんで、透はプロフィールに映画鑑賞が趣味とあるし、4コマ漫画や作中のコミュでも映画を見ている描写があって、そこから
「透はアマプラ的なサブスクサービスで映画とかよくDLしてスマホで見ているのでは…?」という妄想に至ります。(なんと非公式だけど透が映画の感想をつぶやくTwitterアカウントもあります)(Twitterプロフそれっぽ〜〜〜い)

「趣味が映画鑑賞」という設定をつけるのは簡単だし、まあそれを4コマとか番外編で見せることはあるかもしれないけど、そこに「サブスクから映画をDLしてスマホにバンカーリングつけて机に立てて見てる」まで持ってくの、現実感すごくないですか!?!?!?!
他にも三峰結華の部屋の本棚にはカーテンがある(人が来たときに漫画隠すため)とか大崎甜花はお菓子のちっちぇ食べたあとのゴミをポケットに入れちゃう(めんどくさいから)とかこまけえ〜〜〜〜〜〜生きてるじゃん…

総合すると、
●ただのガシャゲーとは思えないテキストや絵で現実感を演出して
●アイドル単体や楽曲もカタルシスを作って引き込ませた
から好きになりました。

W.I.N.Gしかやってねえけどな!GRADやらなきゃ…

もっとハマった〜摩美々編〜

さらにハマることになった理由も書いていきます。

まず最初に見つけたのがこの子。

画像2

ワシはこういう派手な女性が大好きじゃ!!!!!!!!!

もう単純に見た目よね。(さっきと言ってたこと違うけど、でもアイマスにここまでドツボなキャラはいなかったんよ)

異性として好きみたいなこともありますが、憧れもあるんですよね。
生まれ変わったらこんな女性になりたいし、生まれ変わらなくてもこんな男性として存在してみたい。
バシバシにパンキッシュな格好して、ピアスあけて、派手髪にして。

ダルそうなのもめっちゃ憧れます。思えば自分の厨二の始まりは無気力系主人公だった。

摩美々は俺にピアスくれるんだよね。プライベートでばったり会って、そのときにピアスつけてる自分に気づいて「プロデューサーって(ピアスの)穴あいてたんだー」つって誕生日にピアスくれるんだよね。

あと俺のスマホいたずらで隠そうとして壁紙に気づいて「この壁紙ー誰なんですかー?」って気になっちゃって(僕のスマホの壁紙はTHE NOVEMBERSの小林氏)CD貸したらまんまとハマっちゃうんですよね。そんで次の新曲はこういうのやりたいつって「アイドルとしては異色だな〜」って俺は困っちゃうわけよ。まあ本当に摩美々が好きになりそうなのはPLASTICZOOMSだから次はこっちのCDも貸そうと思うんだけどね。

摩美々……………………

もっとハマった〜ノクチル編〜

だいぶシャニマスのことを知っていったあと、見つけたのが樋口円香。
こいつはも〜〜〜〜〜悪い意味で印象に残りまして。

画像3

ボコボコにぶん殴ったろか…?

初めてこのセリフを聴いたときはブチギレましたね。そもそも僕はリアルにアイドルの追っかけしてたアイドルファンなので「なめとんじゃねえぞ!?!?!??!」となるのは自明。

しかし、プロデュースを続けていくとわかる彼女の本性。これがまた人間臭くて、なるほどな〜となる。円香、怖がらなくてもいいんだよ…

彼女が所属する「ノクチル」はシャニマスの中でも(というかアイマスシリーズの中でも)特に異色で。

画像4

透明感のある水色が印象的なきれいなグループなんですけど、
幼馴染4人で結成されたからこその閉鎖感のある、アイドルとしての上昇志向が他と比べてないグループ
という特徴があります。283の中でも4人だけで会話することばっかり。
アイマスにそういうグループいないよね?委員長も言ってたけどどういう会議したらこのグループできるんだろう。
ノクチルコミュも見たけど、まあ〜独特。アイドルとして登りつめるよりも4人でいるためにどうするかを選んでいく彼女たち。今後どうなっていくんだろうね?

ノクチルは曲も良いですね。
「エモい」って感想を述べるのは簡単なんだけど、エモい。

特に2:48からの落ちサビ。こういう聞かせ方する曲多くないよね?アイマス。全部は知らんけど。
コピーしてえ〜。
ギターの話になってしまうけど、シングルコイルっぽいのもポイント高い。アイマスのギターって今までミッチミチに詰まってるハムバッカーの歪みが多かったから、Aメロでの刻みとかがシングルコイルのODっぽくて大変好み。

そんなノクチルなんだけど、僕のなかでハマる要因というか、ハマってしまった原因を見つけてしまいまして。

Maison book girlと似てね…?

Maison book girl、通称ブクガ
現代音楽×アイドルポップスをコンセプトにしている4人組
他のアイドルに見られない独特な美的感覚と変拍子や最先端技術を落とし込んだ楽曲を特徴とする

僕が死ぬほど、死ぬほど好きなブクガとなんか似てる感じするんですよね。死ぬほど好きなんですけど。マジで。

ノクチルは4人組で「幼馴染であるがゆえに誰が先頭に立つということがない」という価値観でセンターがいないと思うんですが(カリスマ的存在はいるけど)ブクガも一緒なんよね。
ブクガも「誰が先頭とかがないから」という理由で4人組でいこうと決められたアイドル。

しかもブクガは他のアイドルと違って、
変な曲多いから彼女たちで完結しているような空気(全然友達とかはいるんだけど)も、
笑顔がないところも、(ノクチルで笑うことが少ないのは円香だけだけど)
”海”をコンセプトにしていることが多いことも、
キャピキャピ☆なアイドルと違って配色がシンプルなところも、
っていうか青がモチーフに多いところも、
ブクガ≒ノクチルじゃね…?

これに気づいてからはノクチル箱推しになりました。
だって、ブクガ、好きだから。

シャニマスくんへ。後生だからノクチルにブクガをカバーさせてください。

シャニマスくんへ。後生だからノクチルにブクガをカバーさせてください。

(上で貼った)『海辺にて』でもいいし、『十六歳』も似合うな。いや『karma』も似合うな…てかブクガ和田輪、小糸ちゃん好きそ〜そこから繋がってくれ…

頼む…ノクチルよ…ブクガをカバーしてくれ…






オタクの長文ありがとうございました。
次回は「283アイドルがハマりそうな邦ロックバンド集」という記事を書きたいと思います。

(よし、楽しく話せたな)


サポートお願いします!文なり曲なり諸々の経費として活用します!下手したらなんでも聞いちゃうよお願いとか。