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夜のキッチン 豆電球そろそろLEDにかえなきゃ 薄暗がりで 冷蔵庫なめまわす 冷凍食品 インス…
あこがれの街 おしゃれやきらびやかな光が わたしとは無縁と知った途端 冷たく暗くにぶくなる …
しょうゆさし 赤い頭 黒い本体 シックにキめて したたる 塩分 舌足らずな わたし フレイ…
わたしがそう 睡眠負債バンク 総取締役 数多のカフェイン 打ち負かす 満腹中枢係長 ソファ…
あなた なんで シフト こんなに ぎゅうぎゅうに パズルみたいに うめているの? 寝る時間な…
ワタシは地球から孤独の惑星に来た。 気が付いたらここにいた。 ここには誰もいない。 さみし…
風景に ヒト型の白抜き ペイントの消しゴムで消した 1を0にひっくり返した そこにはなんもない 1日中スマホのぞいて 文句ばっか言って 疲れたら寝て 起きてスマホ見て なんもない 部屋にいると なにもおきない スマホを捨て 街に出よ 足を地面につけよ 大地を踏みしめ 足裏から脳に刺激を与えよ いやじゃ わしは歩けぬ 車で地球走ろう 高速移動する 孤独空間で 誰も手出しできぬ 重量物 電波遮断して 夜空見上げれば なんもない 目を閉じると でっかい不安が
旅立つ あなたに 贈る言葉は あるのかな まぶたの裏の砂浜を 歩いてみても パラソルの下で…
だんだん じだんだ ふんだ パンダ むだむだ そんなことしても 無駄 ぶらぶら 横丁 裏通…
夕飯前に小腹がすいて お菓子食べたの 良くなかったなあ ごはん少なめ ダイエット順調? い…
フィクションの作り手は 毎日掃除洗濯家事育児…して 人としての形を保ちつつも 文化の外套を…
年々、だらしがなくなっていく わたしの肉体…浮き輪のようなぜい肉 色は暗く 肌のキメはあら…
赤ん坊の背中をなでるとできる 曲線を指の腹と手のひらで感じる シンクの中の白い葉野菜 煮て…
死者と私、どっちが大事? ほうじ茶ティーラテ飲んで とりあえず落ち着こうか? 甘くて芳ばしいのは 顔だけにして! その造形美に執着して バカを見たのは私です… その用事の中身 ひんむいて 引きずり出して 初天神の蜜だんごみたく 舐め回してやりたいけど 片思いという 圧倒的格差社会 身分の違いによって わたしの口から出るのは わかった のひとことだけ… 絶対的服従 屈辱的依存 悪魔的快楽 黄泉の国から来る親類縁者と 闘うまでもなく いまを生きる人間に 負けたわたし