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バターさんはチヤホヤされたい

こうやって文章を長年書いていると、たまーにだけど褒められることもあって

「いやー、そんなこともないっすよ!うへへ」と調子に乗ってしまうことがあります。


イベントのトークゲストとかちょっとした企画でそれなりのもの出した時も「さすがです!」と言われて、天狗もドン引きするくらい鼻が伸びたりしたもんです。


そんなの続けてたらついつい「ライターっていいなぁ!」とか「クリエイティブ職かっこいい!」みたいに陥るんだけど、


「努力は夢中に勝てない」という言葉があるように、ほんとに世の中って『好きこそものの上手なれ』なんですよね。


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そこで自分は本当に何が好きなんだろう?何が好きだからここまでやってこれたんだろう?と考えまくった結果、


「みんなに褒められるの、好き。」


っていう、小学生くらいのシンプル欲求が根源にあるっていうことがわかったと同時に、それを全世界に向けて発信できるこの図太さに胸が張り裂ける思いです。


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でもある意味、これを自分で認めることができたので、めっちゃ気が楽になりました。


褒められる(褒められたい)から、文章を書き、褒められたい(褒められる)から、バターさんやってる。


「褒められるんなら何でもやりまっせ!」っていう、木に登る気満々の豚(むしろもう前足が幹に掛かってる状態)中年男子の誕生です。


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長く続けてきた喫茶店も文章を書くのも企画出すのも、「好きで得意だから続けてきた」というよりも、「みんなが褒めてくれるから続けてこれた」っていうほうがしっくりきます。


逆に、UberEatsとかネット通販はすぐに辞めちゃったんだけど、それって褒められにくい(サービスを提供したら終了)構造だっただけかもなぁと思ったり。


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業務内容や職業・肩書きやスキルに対して、「向いてる/向いてない」とか「合ってる/合ってない」とかって考えがちだけど、もっと自分の根源的な欲求や自分中心の感情を下敷きにしてみると意外な発見があるかもですね。


そんなわけなんで、みなさんこぞってバターを褒めてください。


どんな大木だろうががんがん登っていきますので!!!!!

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