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自分のキャリアは、一歩踏み出す勇気から

武州工業株式会社の人事広報を担当しています宮川です。20代前半は女性のキャリア像が分からず不安になったり、自分に自信を持てない事も多くありました。”一歩踏み出す勇気”と”前向きな挑戦”の結果、東京都主催の女性社員向け研修のパネリスト講演にも参加させて頂く機会を頂きました。
100点満点でなくても良い、まずはやってみる!それが大事だと思っています。自分らしくワクワクと仕事を楽しめる人が増えるよう、背中を押ししていきたい!

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4人のメンバーが女性ならではの視点や、発想を活かした取り組みやマネジメント、悩みや不安をどう解消しているかなど、管理職としての日常を発信していきます。      TOKYO Women's キャリア・サポーター

葛藤

1990年生まれ。母親がパートや専業主婦の家庭が多く、男女の役割分担が顕著だった時代に育った私は”女性のキャリア像”に不安があるまま社会人になった。最初は、ゴールが見えない長いトンネルのように思えて辛かった事を覚えている。その理由は、学生時代には感じた事のないこんな思いを感じるようになったから。

・ 女性が働く時代のゴールはどこなんだろう?
・ 結婚して子供が出来たら、重要な仕事は任されなくなってしまうの?
・ 若さがなくなってしまったら、私には何が残るのだろう?


仕事とプライベートを天秤にかけられたように感じて、いつも数年先の自分に不安があった。当時その不安や苦しみを、仕事をイキイキ楽しむ先輩たちに相談してきた。そして彼らをお手本に、自分の出来る事を一歩ずつ進めていった。その結果、将来の自分に不安を感じる事はもうない。


100点満点を辞める

仕事に家庭に、女性は忙しいと思う。
なのに女性自身が「私は全然ダメだ!」「仕事も家庭もしっかり両立しなければ!」と完璧主義で固定観念に縛られて自分を苦しめていないだろうか?
過去の私も、こんな悩みを感じていた。

・ 認められるためには、男性と同じような働き方をしなくてはいけない
・ 自分のダメなところに目に向けて、私はもっと頑張らなきゃ
・ ○○さんのようには私は出来ない


いまは「自分が行ったことで、1人でも2人でも幸せになってくれればそれで最高!」と思っているし
誰かと比較する事ではなく、もっとより良くなるために情熱をかけるだけ。それは自分の生きる道に覚悟を決め、自信をもって毎日を過ごしているからだと思う。

講演会では業種や職種は違っても、女性ならではの共通の”悩み”や”不安”の質問が飛び交った。私が伝えたいのは、自分には何が向いているのか、分からないのも当たり前。
まずは自分のできる範囲でやってみる。めげずに、腐らず、前向きに!


社内風土と環境づくり


いま管理職の立場の私たちができることは、未来への種まきだと思う。
武州工業でも女性活躍推進法の計画を立てているのだが、やるべきことは、“女性管理職の数をただ増やすこと“や”女性みんながバリバリ働く方法を探すこと“ではないと思っている。

性別や年齢が違っても、個性や違いを認め合う
150人の社員がワクワク働けるように、社内風土と環境づくりに人事として貢献したいと考えている。

私が大事にしたいのは、共感・承認・連携。仕事の仲間でも、家族でも変わらない。

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「違い」を尊重し認め合う事で個人の能力が発揮し活躍できる環境。自分の得意な事は、自分がもっと頑張る。誰かが得意な事は、安心して任せてしまう。お互い認め合う事で自信がつくし、信頼できる関係を構築できる。信頼関係の元に連携が出来たら、成果は何倍にもなると思う。こんな環境なら、キャリアを楽しめる人がもっともっと増えるだろう。

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