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米ドルにて払い込み、米ドルにて、保証金が出る外貨建て保険。
この苦情件数が増えているという記事が多く出ている。

その理由は
○為替リスクに関して理解していなかった
○手数料をきちんと理解していなかった
○途中解約のリスクを理解していなかった
                  etc

があり、金融庁からも指導が出ている。

記事には『金融庁が主要な銀行34行を調査したところ、契約者の4割で契約時より価値が目減りしていた。1割近い契約では評価額が10%以上下落していた』となっている。

元々リターンが小さいが途中解約をすると大きく値減りするシステムなので、これで増やそうというのは、なかなか難しい。

いや、増えたよ!という方は恐らく
○円高時の払い込み期間が多く
○手数料をきちんと理解し、それが小さい保険に加入し
○満期までブレずに投資ができ
○満期時は今のような円安であった

のではないかと思います。

日本人は投資というと抵抗がある方が多いが、保険と名がつくと、一気にハードルが下がる。
うまく作られた商品です。

個人的には、保険と投資を一緒に考えない方が良いかなと思います。

とは言っても投資をして、元本割れなどが怖いという方は、アメリカ国債ETFなどで、運用がお薦めです。

日本国債は、利率が悪いので、インフレヘッジにもなりませんが、アメリカ国債ETFなら、インフレヘッジ+少しのリターンも可能かなと思います。

アメリカが未来100年間なくなることはたぶん、無いでしょう。勿論100%ではないですが。

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