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プロダクト開発における4つのデザインイシュー

おつです。ひっきーです。ツクリンク(#toB#Webアプリケーション)の開発におけるデザインイシュー、現状、やっていきたいことを書いてみました。この記事を読めばプロダクトの開発の裏側をデザイン面から想像してもらえると思います。

イシュー1:ゴールまでの最短距離を歩むために、ユーザー解像度を上げて、確度の高い仮説を生み出す

現状

  • ユーザーに関する情報が少なく、施策やアウトプットに関する仮説の確度が低い

ゴール=アウトカム(成果)につなげるためには、アウトプット(施策や設計)の根拠を強めるべく、情報を集めたいです。
仮説の確度を高めるべく、今は現状把握が主な目的で、これからやっていくものとして以下を考えています。

まずやっていきたいこと=ユーザー解像度の向上

  • CSがこれまでに溜めてくれたユーザー情報の把握

  • ユーザーテストによる操作感の把握

  • PM・データアナリストと連携し、マクロ視点での分析の実現

イシュー2:プロダクトを愛してくれるユーザーを増やすために、ブランディングの方針を決定し、プロダクトに融かす

現状

  • 見た目(ビジュアルや文言)や接し方(導線やインタラクション)にブランディング要素が属人的かつ断片的に散りばめられている

ブランディングとは、同じ提供価値・価格のプロダクトが存在する時、選ばれる要素になるものだと思っています。その要素は、見た目(ビジュアルや文言)、接し方(導線やインタラクション)に反映していくことができます。つまり、今後選ばれる要素として、ブランディングの方針を決め、プロダクトに反映させていく必要があります。

まずやっていきたいこと=ブランディングの方針決定

  • 「プロダクトを選んでくれたユーザーがなぜ選んでくれたのか」の調査

  • コーポレート側が「自社をどういう風に見せていきたいのか」の言語化

  • プロダクトは「どういう人格なのか」の言語化

などなど、優先度は低めですが、関係各所と連携を進めながら全社的に方針を決めていき、プロダクトに反映していくことで、今選んでくれてるユーザーにプロダクトを選び続ける理由を与えていきたいです。

イシュー3:提供価値を適切に素早くユーザーに届けるために、ガイドラインを作成・検証し、間違い・迷いのないアウトプットを増やす

現状

  • プロダクト内で一貫したUIを作れていない

  • 既存コンポーネントに意味づけができていない

  • 新規コンポーネントを作成する際、属人的で一貫性を担保できていない

人によって「マージンサイズは?」「ボタンサイズは?」、「モーダルはどんな時に?」など、「どういう場合にどのようなコンポーネントが適しているか?」とアウトプットに対して悩みながら作っている状態で、考える時間を確保できていなかったり、確保しても悩む時間が多いため、リリースまでの工数増加に影響している状態です。

まずやっていきたいこと=ガイドラインの作成・磨き上げ

  • 既存コンポーネントの整理・意味づけ・刷新

  • UIのABテスト実施

イシュー4:デザインプロセスの確立・改善し、全員が同じ速度を担保できるようにする

現状

  • アウトプットの考慮漏れ(仕様面)により、出戻りの発生がある

  • 仕様や過去の施策などの背景、及び事業の方向性や開発文化について持っているアセットに格差があり、スピードや質に差がある

  • 意思決定をPMに任せてしまうことで、境界線が曖昧になり責任範疇の部分もPMに検討させてしまう時がある

  • メンバーによって共有方法が異なり、どこまでをドキュメントとしてどこに残すかが曖昧でエンジニアに伝わらない時がある

まずやっていきたいこと=デザインプロセスの確立・改善

  • エンジニアに初期に要件定義から入ってもらい、考慮漏れを減らす

  • ドキュメントを残していく文化を醸成していき、PMやデザイン関連のドキュメントに新メンバーがアクセスできるようにする

  • プロジェクトリーダーとして、自らが意思決定を行うつもりでタスクを進める

  • エンジニアと共有方法・場所を決める

おわりに

雑多に書いてしまい、うまくまとめきれなかったところもありますが、「現状デザイナーチームがどういう考えを持っているか」はなんとなく伝わるかと思ってます。

なんにせよ、、やるコトたくさんだなぁ笑
でもその分やりがいがありますし、事業の前進をデザインで加速させれるようにチーム一丸となって、泥臭くやり切っていきたいと思っています。

同じようなイシュー抱えてる人いたら、ぜひ話しましょう!気軽にどうぞ!

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