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///vol.6 過去公演ライブ配信について

こんにちは、こんばんは、おはようございます
バストリオの今野です
ラジオを終えたばかりですが、2016年の冬につくった過去作品を動画配信することにしました、バストリオが動画配信を始めて少しずつわかってきたのがいきなりやるということです、さあ見てもらうぞって宣伝して大々的にやることよりも継続的かつ断続的に発信すること、なんかやってるみたいというくらいの距離で配信することに面白さがありそうです、近くにある風景を見逃すことがあるように、川があってもなにもなければ見に行かない、それでも川は流れ続けてる、ある日小さな変化に気づく、水量多いとか公園ができたとか増水でグラウンドが削られたとか、気づかないかもしれないくらいなんでもなくあるということが配信でできたらという///です

///vol.6 LIVE配信 
バストリオの野性vol.2『SELF AND OTHERS』
2016年に上演した「バストリオの野性」というシリーズの二作目、アーツ千代田 3331にて発表された。
特設サイト: https://selfandothers.mystrikingly.com/
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あたらしい人間がうまれてくる。みるきくうばうつかまえるあばれるはびこるつながるはなれるほろびるさえずる。
個人と他者の境界で、空気が溢れている。
作品のタイトルにもなっている「SELF AND OTHERS」は、写真家・牛腸茂雄の写真集のタイトルであり、ドキュメンタリー映画監督・佐藤真の映画のタイトルでもあり、精神科医であるR・D・レインの著書のタイトルでもあります。僕はドキュメンタリー映画監督の佐藤真さんに京都の大学で出会い、教わり、ドキュメンタリーについてひたすら思考した時間を過ごしました。表現者としての自分はこの時間によって作られ、いまも表現をつづけています。佐藤さんが亡くなってから、その不在について向き合ってきた日々があり、いまもそれは続いています。そしてこの作品をつくる直前にはおばあちゃんが亡くなりました。記憶は残りますが、人は忘却していってしまうし、失うということはとても辛い事です。
でも、人は変わっていく生きものであり、変容していく事ができるということは生きものにとって未来を見つめるための大いなる可能性としてあるのではないかと、いま強く思います。たくさんの人が死んで、たくさんの人が生まれてくる。すでにこの世にいない者たちへの敬意をもって作品を発表すること、これから生まれてくる者たちへの敬意をもって作品を発表すること、この作品が出演者たちと共にそのようにあったらと思います。
今野裕一郎(出典:当日パンフレット)
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記録映像監督|和久井幸一
演奏|滝沢朋恵
登場|小山衣美、橋本和加子、滝沢朋恵、砂川佳代子、新穂恭久
演出助手|渡邊まな実
演出・照明・空間|今野裕一郎
音響|岡村陽一
照明・声|小駒豪
宣伝美術・記録写真|黒木麻衣
記録映像|新藤早代
制作・主催|バストリオ

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