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髄液が漏れてるんだって

髄液漏れてるね。
っと言われました。

お医者さんの説明によると、脳は髄液っていう液体の中に浮いている状態で、その髄液が背中とか腰とかから漏れることがあり、そうすると脳かうまく浮かず、頭痛やらの症状があるそう。

不安と恐怖とちょっとして安心感が入り混じった複雑な気持ちでした。

というのも、5月1日に頭痛が発症して、この診断かされたのが、6月2日。

約1ヶ月、謎の頭痛と戦い続け、本当に辛かったです。原因不明の頭痛ほど恐ろしいものはないです。
とりあえず、ここにたどり着くまでの経緯を書くので、なんかの参考にしていただければ。

5月1日。
寝っ転がってタブレットをいじっていて、起き上がったとき、突然の頭痛。眼精疲労のような頭の奥がギュッと締め付けられる感じ。
まあ、でも疲れてんのかなっと思い就寝。

5月2日。
起床後、頭痛が治ってないことに気づく。
前々からの草野球の予定があったのでとりあえず草野球へ。
まじで何も出来ず、ボーっと立ってるたけ。
昼に帰ってきて、速攻就寝。
 

5月3日。
頭痛が一向に収まらない。昨夜もほとんど寝れてない。これはかつてない異常だ、病院に行こうと昼過ぎて一念発起。しかし、この日からゴールデウィーク。どの病院もやってない。
ということで、#7119という救急相談ダイヤルに電話。色々教えてもらい、大病院の救急診療へ。
マジで立てないんですが、必死でタクシーで病院へ。
CTを撮り、診察は「とくに異常ないですね。」ロキソニンをもらい帰宅。すぐにロキソニンを飲むも一向に収まらない。

ここから数日、ロキソニン飲んで寝るだけの生活。
ほとんど良くならない。
病院もGWであいてないし、この間7119や病院の救急に何回か電話で相談しても、「CT撮って異常なければ、痛み止め出す以上のことは救急なのでできません。」と。「病院空いたら脳外科が整形外科で見てもらってださい」とのこと。

5月6日土曜日。
病院はやってないが、近所の整形外科がやっていたので、ここに行ってみる。
じいさんの先生が「こりゃ、緊張型の頭痛だろ」と。
肩こりや首のコリから血行が悪くなる頭痛。
まあまあよくあるタイプ頭痛だそう。
もちろん、ここにたどり着くまでにネットで調べて、そういうタイプのものがあるのは知ってたので、なるほど、と、納得。
ただ、とんでもない倦怠感で、横になっていないとすぐしんどくなるも、体を少しずつ動かし始める。
首や肩がものすごくこっているのは間違いないな。
この日から朝、整形外科に通いマッサージ器的なのをあてるリハビリ治療始まる。

だいぶマシになったものの、日常生活を送るにはだいぶ支障があり、また、整形外科もあまり信用してなかったので、大学病院の脳神経外科を予約。

予約できたのが5月13日土曜日。
一週間整形外科行っては寝る生活。 バイトの塾講師を週一に減らしていたものの、その週一は生徒にも心配されるくらいしんどそうにして、ほぼ演習させるだけで終わり。

なんとか歩いたりは出来るけど、倦怠感と頭痛が続く。

5月13日。
しんどい中、何時間も待って、脳外科の外来診療。
「こりゃ、多分緊張型の頭痛だけど、検査したけりゃしますよ」と言われ、二日後にMRIの予約、

5月15日の夕方MRIをとる。 人生初MRIでちょっと緊張。結果は翌日とのこと。

5月16日。
昼、結果発表。 とくに異常はない。
緊張型の頭痛だろうから、痛み止め出すよ。と。

もし希望なら頭痛外来の予約いれるけど。
と言われ、お願いしたところこの予約が取れたのが2週間後の6月2日。

この2週間、なんとか動けるようになっていったものの、しばらく動くと頭痛や倦怠感が襲ってくる。
でも、ネットの情報とかで、緊張型頭痛は動いたほうがいいとかあるので、バイトも週一で行ったり、ライブもできる範囲で出演したりした。

ちなみにこの間、妻が熱を出し、1歳の子供が熱を出し、その世話も体が重たいながらもなんとかやった。

僕の中では緊張型頭痛ということでほぼ確定し、体のコリを取ること尽力し、ダルいのはそれに伴う自律神経の乱れなんだろうと結論づけていた。

そして、6月2日。
なんかまあまあ有名な頭痛の専門家の先生らしい。
正直この2週間の間にキレイに頭痛が治ってたら怒られるんだろうか?とか本末転倒なことを考えていたけど、頭痛は続いてた。
今までの話と症状を伝えたところ、この文章の冒頭の「それ、髄液漏れてるかも」って話になる。

全くそんな病気なんて知らなかったし「髄液」って響きが怖かったのですが、よくよく話を聞くと命に関わるということでもないそうなので、ちょっとだけ安心。

6月5日、その先生がやってる別のクリニックで精密検査をすることになり、脳波とかMRIとかとって、そこで髄液漏だから入院ね、ってのが正式決定。

例の大学病院に入院。
今日で6月12日で一週間。

基本は点滴打って横になっていることが治療らしい。
これで治んなければ次の治療があるらしい。

今は、頭痛はまぁまぁ収まってきたけど、立って移動したりすると脳みそを引っ張られようなギューッとした頭痛があり、常に軽く頭痛がある感じ。


僕は幸運なことにあんまり予定がなかったけど、サラリーマンとかであれば無理して仕事行ってたんじゃないかと。
すると、緊張型の頭痛だろうとロキソニン飲んでなんとか生活するんじゃないかと。
ダルイけど歩いたりなんとか生活はできるので。

1ヶ月以上頭痛が続いて、もう一生この頭痛の中で生きていかなきゃいけないかと思い絶望したときもあったけど、今はなんとか回復できるんだろうと信じて治療に専念しています。 

病気でしんどい中、何時間も並び、何度も診療してようやく原因にたどり着けて、大変だってけど、良かったです。 
専門家ってのは本当に凄い。一撃で見抜くんだなあと。体に違和感あったら納得行くまで病院行ったほうがいいです。

入院と言っても、基本横になって点滴をしているだけなので、こういう病気もあるってのを知ってもらうのも兼ねて、こんな長文をダラダラと書いてしまいました。

読んでいただいた方ありがとうございました。
早く健康な状態に戻りたいです。みなさんも健康には気をつけて。

あと、バイトとか一切できていないので↓からちょっとでも投げ銭していただけると助かります。

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