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誰でも優秀な人の思考手順が習得できる目標設定Excelシート

優秀な人とそうでない人の差は【成功体験の積み重ね】にあります。

優秀な人は、これまでの受験・スポーツ・友人関係・恋愛・趣味で得た成功体験から、人から協力を得たり、気づきのヒントを得る方法など【解決のための様々な手法】を身につけています。

状況に応じて、様々な解決アプローチをとることのできる”引き出しの多さ”
こそが”優秀な人であるための条件”です。

論理的思考を学んだり、専門知識を学ぶ、スキルを磨くだけでは優秀な人になることはできません。高学歴の人たちや専門的なスキルを持っている人が必ずしも成功するとは限らないのはそのためです。

  • あなたは、これまで”努力の落とし込み”を十分に出来たと思いますか?

  • あなたは、これまで”努力の優先順位”を考え取り組んできましたか?

  • あなたは、これまで”努力の方向性”を疑ったことがありますか?

  • あなたは、これまで”努力の効率性”にこだわってきましたか?

もしも、あらゆることにおいて、あらゆる観点から総合的に判断し、自分が何をするべきかが見えるようになるとしたら、少ない努力で多くの成果を手にすることが出来るようになります。

この記事では”自己調整学習理論(Self-Regulated-Learning:自己調整学習)”という理論をベースに優秀な人の思考手順を分解し、訓練するための手順を落とし込んだエクセルシートとその使い方について解説しています。

エクセルシートは当記事の下部からダウンロードできるようになっているので、是非、最後までご覧いただき、この記事に書いてある通りに実践してもらえれば、優秀な人の思考手順をマスターできるようになっています。

優秀な人になるためのトレーニングは【3つのステップ】で構成されています。それぞれのステップをこれから解説していきます。

STEP1:”習得目標”の設定手順

無駄な努力を排除し、必要最小限の努力で最短で成果を出すには、以下の手順で目標を設定する事が重要です。

  1. ●●という目標を達成したい。【遂行目標の設定】

  2. その目標を達成できないのは、□□ができていないからだ。【課題の設定】

  3. □□を解決するために△△の訓練に取り組もう。【習得目標の設定】

ほとんどの人が1の目標設定段階で終わってしまっていて「具体的に何をやるの?」が見えていません。

結果を目標としても結果を変えることはできません。

「○○するために△△をする」という具体的な行動に目標を落とし込む”習得目標の設定方法”をこれからお伝えします。

STEP1-1 自分が目指すべき努力の方向性を決めよう

人によって得意とすることや苦手とすることは違い、これまでの経験や知識量、性格が変われば「どの課題の解決に取り組むべきなのか?」という”目指すべき目標”は大きく変化します。

”優秀な人になるための解決策に唯一最善の方法はない”といわれるのはそのためです。

もし優秀なコンサルタントやコーチ、有能な上司・先輩が近くにいれば、あなたの性格や知識・能力・経験を把握して「この目標を目指せばいいよ」と目指すべき道を教えてくれますが、ほとんどの場合、自分で目指すべき目標の方向性を決めなければいけません。

目標の種類を大きく区別すると以下の8種に区分されます。

【 8種類の目標とそれぞれの目標が目指す方向性 】

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目指すべき目標とは「ああなりたい、こうなりたい」という憧れや妄想から生まれるものではなく、「自分が出来ないと実感しているもの・やらないといけないが出来なくて困っているものの延長上」から連想されるものでないといけません。

あなたは、以下の内、どの課題を感じる事が多いでしょうか?

  1. 自分の性格、考え方や行動を変えたいと思って悩んでいる。

  2. 自分の取り巻く職場や知人、家族関係で悩んでいる。

  3. 自分の気付きや学習力の低さに悩んでいる。

  4. 新しい情報やツール・アプリへの対応の遅さに悩んでいる。

  5. 知識やスキルなど、専門技能がないことに悩んでいる。

  6. 仕事の管理能力が低く、段取りよく出来ないことに悩んでいる。

  7. 相手の感情や考えを理解し、良好な関係を築くことに悩んでいる。

  8. 世の中やビジネスの仕組みに無知で、稼ぎ方がわからず悩んでいる。

上記の内、どの目標を選ぶべきかを一緒に決めていきましょう。

STEP1-2 これまでを振り返り解決すべき課題だけに絞ろう

目標とは自分の成長段階に合わせて選んでいく必要があります。

しかしながら、上司や先輩の指導、研修、SNSやWEB記事、ビジネス本などで学べば学ぶほど、あれもこれもとなってしまい自分はどうすればいいのかわからなくなってしまうことがほとんどです。

そこで思考を変えて、無限の選択肢の中から自分に合った目標を選び取ろうとするのではなく、選択肢を狭めることで目標を選びやすくしましょう。

以下の画像は上記の8種類のうち、3つ目の目標である【学び方を変える】を詳しく見た表になります。

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自分の現状を客観的に自己分析し、最適な目標を設定しようとするのではなく、上記のように自分に当てはまる課題を選ぶのであれば誰もが簡単にすることができます。

  • 「○○ができない・未熟だ。」と感じた瞬間が最近あった。

  • 先輩や上司から、○○のことで怒られたり、指導された。

  • ○○をよくしてしまうせいで、これまで損をしてきた。

自分がこれまでに感じてきたリアルな課題・失敗談から逆算した方が目標は設定しやすいです。


エクセルシート1では8種類の目標に付属する10の能力に分解した80項目の中から選べるようになっているので、必ず自分の状況にぴったりとはまる課題が見つかるようになっています。


STEP1-3 課題から逆算して目標を設定しよう

80の項目の中から、自分に当てはまる課題の目星をつけたら、次に「その課題を乗り越えることで手に出来る未来の姿」をイメージしてみましょう。

以下の表は、先ほどの課題に「その課題が克服されていた時の起こり得る未来」について書き加えたものになります。

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青色のセルを見て「これが自分の手にしたい未来だ」と思えるものこそが、あなたが目指すべき目標となります。


以下の表は当Excelシート1に掲載している概念をまとめたものになります。

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全8種の目標の下位概念10項目に分解した合計80種類の目標から選べるようになっていますので、ほぼ全ての悩みをカバーできていると思います。


STEP1-4 目標達成を実現する練習メニューを決定しよう

スキルアップの秘訣は「教えてもらう側の発注能力」にあります。

何で困っているのか、何を教えて欲しいのか?

要望を言ってくれない人に対して教える側は困ってしまいますが、「自分がどうなりたいか」とはっきり言ってくれる人に対しては「それならこういったことをすればいいよ」とスムーズに解決策を提示する事ができます。

以下の表は「理想の未来を叶えるためにあなたがやるべき練習」を書き加えたものになります。

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ここまでのステップで「○○をするために(目標)、□□の訓練をする(解決策)」という”目標と解決策が1セットになった習得目標”を決める事が出来ました。

次のステップでは「取り組み内容」を決定していきます。

STEP2:”学習方略”の設定手順


ここからは具体的に「目標を達成するために、何を、どのような手順で、どのようなポイントを意識して実践していくのか」という”学習方略のプランニング手順”についてお伝えします。

STEP2-1 自分の学習段階を知ろう

最終的な目標は同じであってもそれに至るプロセスにおいて、素人や経験者が取り組むべき練習メニューとと中級者・上級者が取り組む練習は当然違います。

以下の表は学習段階を8つに区分した表です。

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  1. どのような内容・ツール・やり方があるのか全くわからない”準備段階”

  2. 実際に体験したことがなく、全体の流れが分からない”見習い段階”

  3. 知識や技能が未熟で、先輩や上司から指導を受ける”模倣段階”

  4. 専門知識や技能を磨き、経験・実績を積み上げていく”熟練段階”

  5. 周囲と協力し合い、連携することで作業の効率化を図る”連携段階”

  6. 周囲を指導したり、職場(チーム)の作業力を高める”管理段階”

  7. 自分の培った知識・スキルをチームに浸透させる”共有段階”

  8. ルールやマニュアル、仕組みで人を動かす”標準化段階”

上記の表を参考に、ステップ1で設定した目標に対して、自分の理解度・熟練度・知識レベルはどのレベルにいるかを考えてみましょう。

STEP2-2 到達課題をスモールステップで設定しよう

最終的な目標は月収1億円達成するとか、起業するなど夢があるものでも構いませんが、到達段階を細かく分解して設定しなければいけません。

8つの学習段階のうち、2段階目の”見習い段階”を例にご説明します。

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見習い段階では、自分が覚えないといけない手順・操作の数、種類を把握し、上司や先輩は「どういった手順・スピード、クオリティ、役割をこなす」事を把握する事が到達課題になります。

上記の表の内、不足している・これまで意識してこなかった能力が見つかれば、それがあなたが取り組むべき学習課題となります。

自分流のやり方を考えたり、アレンジを加えるのは4段階目の熟練段階で取り組むべき到達課題です。中には段階をすっ飛ばすことのできる天才がいますが、スモールステップで1つ1つ到達課題をクリアしていった方が結果的に短期間で成長出来ることの方が多いです。

STEP2-3 練習メニューのプランニングをしよう

自分が獲得すべき能力を決定する事ができれば、「どのようなことを意識して実践すれば、その能力を獲得できるのかという訓練メニュー」のプランニングをしていきましょう。

以下の表は上記の学習課題に対応する練習方法を記載したものになります。

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この段階ですでに「自分が今から行動に起こすこと」は明確になってきていますが、「それができないから今の現状なんだ」という場合も存在します。

更に一歩踏み込んで、どういった状況になれば上記の行動が出来るようになるのかについて考えていきましょう。

STEP2-4 誰・何に対して時間を投資すべきかを決定しよう

物事には全て条件や制約といったものが存在し、「○○だから□□できない。」という制約条件を取っ払う事が成功の鍵を握っています。

休憩時間や手の空いた時間、通勤時間やプライベートな時間を、誰・どのようなもの・ことに、大切な時間やお金を使うべきなのか。

それがキーマンという概念であり、学習課題を達成するためのサポーターを書き加えたものが以下の表になります。

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これから身に付けたい知識や技能、経験が変われば、成功の鍵を握るキーマン・キーポイントも変化します。その段階における学習を効率的に進められる方法まで落とし込む事が短期間成長する重要なポイントだといえます。


エクセルのシート2もシート1と同様に、8つの学習段階に応じた80の学習課題を掲載しています。

なぜこれまで上手くいかなかったのか、自分にかけている能力は何かということを発見することにお役立てください。


STEP3:”行動の振り返り”手順

ここまでで「これからどのような目標に、どのように取り組むのか」を決定する事ができました。

それらをまとめたものが以下の目標管理シートになります。

目標管理シートの記入方法に関しては、後で詳しく解説します。

最後のステップ3では上記の取り組みで得た気づきや学びを整理します。

失敗は成功の母という言葉があるように、どれだけ良い目標や練習メニューを立てることが出来ても、振り返りをしなければ、気付きや学びは生まれません。

「行動すれば必ず振り返りで締める」という習慣を身に付けましょう。

STEP3-1 振り返るための3つの視点を学ぼう

成果は大きく”3つの種類”に分ける事ができます。

  1. 売上や回数など数値で計測できる業績指標

  2. 発言内容や行動の質・スピード・正確性などの行動指標

  3. 考え方や心理変化などの態度指標

クリックで拡大表示されます。

成果とは様々な学びの積み重ねによって、最終的に変化するものです。

  1. 読書や傾聴、実践によって知識量・経験の変化

  2. こうした方がいいなというノウハウの変化

  3. 訓練の継続による精確性・スピードの変化

  4. 自分の考えの変化によって起こる行動傾向の変化

  5. 自分を変えることによる周囲の行動の変化

  6. 行動の変化によっておきる業績指標の変化

取り組みの内容は、「○○したのは悪かった」という学びや気づきさえあれば、失敗でも構いません。

「次の行動をこう変えよう・修正しよう・続けよう」といった次回の行動につながる情報を整理する事が振り返りの目的になります。

STEP3-2 成功・失敗関係なくありのままの事実を受け入れよう

全ての取り組みの結果は3つに分ける事ができます。

  1. 練習メニュー通りに実践でき、結果も伴った。【Positive】

  2. 練習に取り組んだが上手くいかなかった。【Negative】

  3. 成功とも失敗とも判断の付かない結果だった。【Neutral】

ステップ2では「質問力を高める」ということを学習課題として設定したので、その続きである【3の学習改善】で考えたものが以下の表です。

それぞれの結果について、どのような振り返りをすればいいかの方向性をサンプルとして記載しています。


エクセルシート3では【3つの振り返り×3つの結果】のそれぞれにコメントの記入例を掲載しています。

長文を書けない・言葉にして説明できないと言う人は非常に多いです。報告書や企画書を書くことが苦手としている人でも、サンプルを参考にしながら書けるようになっていますのでご安心ください。

シート3のサンプル画像(※拡大表示されません)

STEP3-3 今回の結果を次回の行動の改善に活かそう

成功にも、失敗にも必ず原因が存在します。

何を変えたから良かったのか・何が悪かったからそうなったと考えられるのか、成果の是非に関係なく、結果と原因の分析をする習慣を身に付ける事が大切です。

下記の表はSTEP3-2の結果とこれからの記入例になります。

1つのことをやれば、必ず次回が生まれます。必ず以下の3つのうち、いずれかの判断を下すようにしましょう。

  1. 次回の行動でより洗練させたい「重視する行動」は何か。

  2. 次回の行動でやってはいけない「禁止する行動」は何か。

  3. 次回の行動で試してみたい「ヒントを得た行動」は何か。

1つの行動をするたび、脳内で上記の振り返りを無意識に出来るようになれば、1を知って10知れる人になる事ができます。


エクセルシート3では【3つの成果と3つの結果】に対応する振り返るべきポイントを変えています。

どのようなことを意識して振り返るべきかがわかるようになっていますので、振り返り力を短期間で磨けるようになっています。


STEP3-4 最後は前向きな感情で締めよう

目標達成の過程では、嬉しいこと・悲しいこと・どうしていいかわからないこと、様々な感情に振り回されます。

上手くいっている時は驕らず成功の要因を見つけ、答えが分からない時は先入観を持たず客観的に物事を判断し、上手くいかない時は失敗から成功の素を見つける意識を持つ事が大事です。

そうすれば結果に一喜一憂することなく、目的をブラさず努力し続けられるようになります。

以下の表は「今回の結果をどう受け入れるかという感想部分」を書いたものになります。

結果が良くなかったとしても、その経験によってどのような感情を感じ、どのように自分は受け止め、ポジティブな感情で振り返りを締めくくれるようになっています。

ここまでの入力を終えていただくと印刷ページで下記の表を印刷することが出来るようになっています。

当Excelテンプレートの6つの特徴

当記事からダウンロードできるExcelテンプレート5シート構成となっています。

  1. 目標設定シート

  2. 学習方略設定シート

  3. 振り返り設定シート

  4. 入力シート

  5. 印刷ページ

ここまでご説明した3つのシートを見ながら、入力シートのガイドに従い入力していくだけで落とし込まれた目標設定シートが完成するようになっています。

特徴①:誰でも簡単に入力できるガイド

このエクセルでは、ここまでご説明してきたステップを【各シート記載の参考テキストをみながらQ&A形式で回答】していただく仕様になっています。

手順に従い入力していただくことで【優秀な人の思考手順を習得】することができます。

特徴②:ビジネスで必要な80の概念を網羅したシート1

【目標設定シート1】では、業務スキル、マネジメント、起業、マーケティング、プレゼンテーションなど、ビジネスで必要とされる80の能力から選べるようになっています。

今後、「どのような知識や技術を磨いていけばいいのか」という専門用語のキーワードを知ることにつながります。

特徴③:問題解決における80の手法を学べるシート2

【方略設定シート2】では、問題解決のための80の解決手法を学ぶことが出来るようになっています。

目標設定する中で、自分の次に目指すべきステップ・身に付ける能力や考え方を知ることにつながります。

またどのようなツールを使って学習を進めるべきかも記載していますので、購入すべき書籍・受けるべき研修内容を知ることにも役立ててもらえます。

特徴⑤:振り返りのための9の視点を知れるシート3

振り返りは、【行動した時】・【数値などの成果に変化が出たとき】・【周囲の反応が変わった時】など、集計期間を変えることで振り返るべき内容が変化します。

詳しくは【利用ガイド】で詳しく解説していますが、自分の行動を様々な観点から総合的に評価する能力を身に付けられるようになっています。

エクセルシートを作りこむことで優秀な人の思考が身に付く

目標設定は、業務ごと・課題ごとに行うものであり、毎回エクセルシートに入力するというのは現実的ではありません。

目標設定シートを作ることの真の目的は「自分の思考を整理し、落とし込むこと」にあります。

一度自分で体験した事は教えられなくても無意識にできるようになります。仕事で悩みが出てくるたびに、このシートを使うことで、思考の幅を広げ、落とし込むための力を養うことが出来ます。

現在500円のキャンペーン価格で販売中

有料ノートを販売するということは始めての試みであり、現在500円という実験価格でエクセルシートを販売しています。

ノートの販売数が増えたら料金を見直す予定です。

今後の商品作りや当記事の作りこみ、エクセルの修正をしていきたいと思いますので、よろしければ感想を頂ければ嬉しいです。

以下の有料エリアから【エクセルのダウンロード】ができます。

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4,204字 / 5画像 / 1ファイル

¥ 500

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