世界=複雑な生態系の重なり合い⁉
こんにちは。事業計画研究所です。
本日も「世界2.0 メタバースの歩き方と創り方」佐藤航陽(幻冬舎)の所感をレポートしていきます。
前回は、「世界の解像度」をテーマに話してきました。
今回は「生態系の重なり合い」をテーマに話していきたいと思います。
生態系
私たちは、大小さまざまな「生態系」に囲まれて生きています。
私たちは、それぞれを一つの世界として認識しているのです。
例えば、私たちが知る最も巨大な世界とは何でしょうか?
それはおそらく、「宇宙」でしょう。
人間が住む「社会」や「国家」も、そこに住む人たちにとっては世界であり、「会社」や「学校」といった組織も、そこで生きる人にとっては一つの世界といえます。
世界には自然界のように、目に見える形の世界もあれば、SNSのようにバーチャル空間にだけ存在する世界も存在します。
これらの「生態系としての世界」は非常に複雑でありながらも、まるで生き物のように有機的であり、なおかつ管理者がいなくても成り立つほどに分散的です。
生態系をデザインする
それでは、世界という生態系を新しくデザインすることはできるのでしょうか?
それとも、偶然の連続によって世界は生まれ存続しているのでしょうか?
筆者いわく、多くの人々は生態系のようなものは意図的に作り出すことはできず、偶然の結果として生まれたものであると考えるそうです。
しかし、筆者はそれを鵜呑みにすることはなく、次のように考えているといいます。
リアルな地球環境をいたずらに破壊したりするのではなく、開発をメタバース上で行い、さまざまなシミュレーションによって有益な情報をフィードバックすることで、世界はよりよい方向に向かうといいます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、メタバースを創るために、生態系について考えることがいかに重要であるか、という回でした。
今後の記事では、より具体的な話に入っていきたいと思います。
次回作をお待ちください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?