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#3 「生産性」ってどうやったら上がるの?

人口減少の影響を大きく受けている小規模・中規模事業者の方は多いと感じています。
小規模・中規模事業者はそれでなくても知名度が低く、第一希望として面接にくる方は控えめに言って少ない。
昔からそうなのに、働く世代が少なくなってきている今、それでも応募があるだけ昔はまっしだったと感じる方もおられるのではないでしょうか。


生産性とは?

組織や個人が100%またはそれ以上の結果を出すための経営資源を、効果的に利用する一連の流れや取り組みのことです。
より効率的に仕事を行い、より多くの価値を生み出すための戦略なのですが、こう聞くと機械的に仕事をするようなイメージを持たれる方も多いのですが、生産性の向上はハードとソフトの「バランス」がとても重要です。

生産性向上のアプローチ

1.入り口から出口までの最適化
仕事の手順や業務プロセスの見直しや合理化を通じて、無駄を減らし作業を効率的に進める。
2.テクノロジーの活用
新しいテクノロジーの導入や既存のツールの最適な利用により、作業の自動化やデジタル化の進展を促す。
3.スキルの向上
従業員のスキルやトレーニングを向上させ、仕事に必要な専門知識や能力を高める。
4.チームワーク
一人で完結する仕事はないので、自分の前・自分の後、自工程の前・自工程の後への配慮を踏まえたコミュニケーションをとる。
5.目標の設定と経過観察
具体的で測定可能な目標を設定し、進捗を観察して継続的に改善する。
6.仕事の優先順位付け
重要な仕事に優先順位をつけ、時間や経営資源を効果的に配分する。

さいごに

ハードだけをちゃんとやったら生産性が上げられる訳ではないく、ソフトも合わせてちゃんとやらないと生産性は上がらない。
機会を入れれば、システムを入れれば、DXを進めれば生産性が上がるのではなく、その全ては人がいなければ動かない。
何事もバランスが大事なのです。

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