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【研修事例】先が読めない時代こそ使える数学的思考



ビジネス数学・教育家は、起業家を目指す人たちに何を教えているのか


例年お手伝いをしている澤田経営道場様の講座。

本日は「先が読めない時代こそ使える数学的思考」と題し、起業家を目指す皆様に向けて、問いに答えを出すための思考法を講義いたしました。


起業家は、正解のない難問に答えを出していかなければなりません。「自分ではわからないので誰か正解を教えてください」なんて人では起業は無理でしょう。

ではどのようにして私たちは答えを出しているのか。実はかつて学んだ「数学」で行った頭の使い方がまさにそれなのです。私のコンテンツをご存知の方はおなじみかもしれませんが、あの5つの動作です。

定義
分解
比較
構造化
モデル化

ここについては様々なラーニングコンテンツや著書で語り尽くしている部分なので、ここでは省略します。(ぜひ学んでみて欲しい)

今日の講義において、これから起業家になる皆様が強く反応した話題がありました。

定性的なものを定量的に表現し、それを比較することで答えを出していく。これを数値化と呼んでいる。

いまビジネススキルの界隈は「数値化」がトレンドですが、さすが起業家予備軍。感度が高いですね。



今までの人生でいちばん優しかった人は誰?

あなたの会社がブラック企業ではなくホワイト企業であることを説明せよ

これらは今日の講義でも事例として挙げたものです。いずれも、定性的な概念です。しかし定性的なままではこの問いに答えを出すことができません。いま重要なことを申し上げたので繰り返します。答えを出すことができません。

起業家は、正解のない難問に答えを出していかなければなりません。このような問いに答えを出す思考法を身につけることができれば、それは一生の財産になります。

あっという間の3時間。後半は「起業」をテーマにざっくばらんなお喋り。やはり皆さん、数学的思考よりもビジネス(起業)の成功に興味があるようで(当然ですね_笑) 少しでもヒントが提供できていれば良いのですが。

本件は起業予備軍の教育が目的でしたが、このコンテンツは会社員の皆様の教育にもそのまま使えます。たとえば新規事業や新しいものを開発していくことを求められている次世代リーダーの育成。あるいは自ら考えて答えを出していく従業員を増やす組織開発。

お役に立てるかもしれません。事例もたくさん持っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

ではまた!


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34冊のビジネス書・教育書・小説を書いてきたベストセラー作家の紡ぐ文章。国内唯一のビジネス数学・教育家である著者が、独自の目線でビジネススキルを解き明かします。著者は大手企業のビジネスパーソンからプロ野球球団・トップアスリートまで述べ2万人に「ビジネス数学」を指導。結果を出す人の思考法を熟知しています。
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