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普通の学生が国際協力の世界に飛び込んでみた!

こんにちは、ビジネスレザーファクトリー大手町店らじです!
今日は大学院で農学を学んでいる私が国際協力の世界へ踏み出すまでをご紹介したいと思います。

ビジネスレザーファクトリー(以下、ビジレザ)とは       
ソーシャルビジネスしかしない企業「ボーダレスジャパン」のグループ会社。日本のビジネスパーソンへ牛本革製品を届けることで、バングラデシュの貧困解決に挑んでいます。


国際協力のイメージ


まず初めにみなさん、国際協力と聞くとどんなことをイメージしますか?
この世界に足を踏み入れるまでの私はきっと「開発学を学んでいたり、海外経験が豊富な学生が向いている世界、農学部で学ぶ自分には縁がない世界」と答えています。

今回の記事ではそんな私が国際協力の世界に私が飛び込んでみて感じたこと、そしてどのように関わっていこうとしているのかをお伝えしていきます!

(私の国際協力との出会いについては自己紹介をぜひ読んでください!)


開発コンサルタントとの出会い


私は開発コンサルタントとして活動することで国際協力に関わり、農業の持続的な発展に貢献することが夢です。
(開発コンサルタントとは、途上国での開発において専門知識を活かして現場での問題点や現状を汲み取りながらプロジェクトを作り上げていくコンサルタントです。)

その出会いは大学3年生の春学期、大学の講義である開発コンサルタント企業の方が半年講義を担当してくださったことでした。その講義は住民の意見を取り入れながらプロジェクトを進めていくためにどのようにワークショップを進めていくか、という講義でした。

その直前、2年生の春休みにマレーシアを訪れ途上国での貧困や農業に問題意識を持っていた私にはこの仕事がとても魅力的に見えました。
 

問題の解決のためには、その仕組み自体を整えたり作ることが大切であると考えていた私の考えにぴったりだったのです。


踏み込む勇気が出ない


大学4年生の春の就活シーズン、開発コンサルタントに出会い憧れの職業となってもいざ就職、となるとなかなかうまくいきませんでした。

実際に開発コンサルタント企業の説明会に参加すると、国際協力に関わりたい、という人は自分以上にはっきりとしたビジョンを持っていて、「何も現状がわかっていない私が国際協力に関わっていいのだろうか。」と怖気づいてしまったのです。

更に自分の専門分野である農業のプロジェクトに関わることができる企業で新卒を採用している企業は片手におさまるほど。

私にはこの業界のハードルは高すぎるのだろうか、と悩み別の業界での就活も考えました。けれども、説明会に行ってみると「やっぱり開発コンサルタントでの仕事が一番楽しそうだ。」と自分の気持ちを再確認する、という繰り返しでした。

そんな毎日の中で、私はとある開発コンサルタント企業の採用ページを開き、“修士以上の学歴を希望”とされていたことを目にします。

「開発コンサルタントには修士号を持っているほうがよさそうだし、働くことはこの先数十年続いていくことだから、自分自身が納得できる専門性や国際協力に対する経験や考え方を身に着けてから就職しよう。」

こうして私は、進路に悩んだ末に大学院への進学を決めたのでした。


大学院進学を決めてから


国際協力の舞台で活躍できる力を大学4年の一年間と修士課程の3年間で身に着ける、と決めた私が心に決めたこと、それは“自分の目で見て考え、国際協力に対する自分なりの考えを持つ”ということです。


この方針を貫いたことで大学4年生の春休み、つまり、卒業を目前にした今年の春にはJICAにより行われたインド国での開発コンサルタント企業へのインターンに参加することができました。
憧れていた国際協力の仕事に飛び込んだことで、コンサルタントの仕事やその魅力、求められていたことを知ることができましたが、それ以上に得られた嬉しい収穫がありました。

それは、講義や学生実験を通して得た知識を活かしコンサルタントの方や現地のエンジニアたちと対等に議論をすることができたことで自分でも開発コンサルタントとして活躍できるかもしれない、と感じられたことです。

国際協力の世界は当たり前の努力を積み重ねていった先にチャンスや自分の専門性を活かすことができる世界である、と感じられた瞬間でした。

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インターン中に22歳の誕生日を迎えたくさんの方に祝っていただきました!
嬉しかった!!


紆余曲折ありながらもここまでたどり着いた私が読んでくださったみなさんに伝えたいこと、それはボランティア活動や際立った海外経験があるわけでない普通の学生でも覚悟を決めて飛び込んでみれば、国際協力の世界で活躍するチャンスはあるということ。

私自身まだまだ学ぶべきことはたくさんありますが、当たり前を積み上げていった先に開発コンサルタントとして活躍している未来があると信じて頑張ります!

ここまで読んでくださりありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!


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