花屋の新しいビジネスプランを考える

個人的に中学の同級生が近所で花屋をやっている。いわゆる、普通の花屋というよりはオーダーを頂いてアレンジメントして納品するという、オーダーメイドのような花屋だ。

花屋には色んな種類があるが基本的には大きな変化や差はない(と思う)。鮮度の短い花を以下に効率よく売りさばくか、そして、ドライフラワーでもおしゃれにどう見せるのか。

(恐らく、ドライフラワーは枯れてもおしゃれに見せられますよ。って昔、イノベーティブな花屋がやりだしたのでは・・?)

そんなお花屋さん、立地が大事で帰宅途中に帰りに奥さんに買っていく、取引先にお祝い事があれば近くの花屋で見繕って送ってもらう。最近では、定期購入のサービスをやっているところなどある。

家や生活、職場に彩りを与えることのできるお花。これにどんなアイデアを注入することで新しいマーケットを開拓できるのか、もしくは、どのようなことをしたら他のお花屋さんとは異なる差別化、ブランディングになるのか考えてみた。

お花でフォント作り

これは、僕が大学生の頃からの最も尊敬している、高城剛さんのメルマガの質問コーナーにあったアイデア。

▽Q.14▼▽
去年の渋谷公会堂以来、12月2日お会いできるの楽しみにしております。
地方で花屋を経営しております。
いわゆる店売りではなくアトリエだけ構えたオーダーメイドの花屋です。
もし高城さんが花屋を経営していたらどういった面白い仕掛けをされますでしょうか?
商品、仕掛け方、etc・・・
【 A 】
僕なら、お花でアルファベットや漢字を作り、あたらしい機会を創出します。葉っぱなどのグリーンをうまく使えば、原価を抑えられるでしょうから、利幅も膨らむと考えられます。そして、完成度が高まったら、フリーな画像フォントにして、次々と公開するでしょう。
3Dの花を徹底的に2Dにしてしまうことが、ポイントですね。 
(参照:高城未来研究所「Future Report」Vol.281/Part2)

こんなアイデアがあるのか!?とハッとさせられたのを覚えてる。誰もが使える素敵なフォントにすることで、そのフォントが広まり、そのお花屋さんは面白い花屋として注目度は上がるだろう。 
フォントのマーケティングは考えないとだけど・・笑

薬としてのお花

体調が悪いと病院に行って、病院の処方してくれた薬を処方箋を買う。これをお花で代替できることはできないか。

とくに、精神的な病を患っているかが行かれるような精神科や心療内科で薬と一緒に、もしくは、薬無しでお花をアレンジして、指定の薬局に行ってお花を購入する。

お花には人を元気にする力があると思ってるので、その専門家がこういう気持ちのときはこのお花というのが処方されるのは家に帰って飾ってみて、結果、嬉しく笑顔になる気がする。

それに、心の病までいかなくても、失恋した人、受験に失敗してしまった人、明日のプレゼンに緊張で寝れない人。などの軽い心の痛みを和らいでもらうために、お花屋さんに行って診断してもらい、適切なお花を購入するという文化が生まれても面白いなって思う。

いいね!ではなく、お花スタンプ?

InstagramやFacebookなどでいいね!を押すのは一般化してきているが、いいね!って蓄積されてもいいんじゃないかなと。

そして、いいね!にもうちょっと重みを持ったほうが1いいね!に関する価値が高まる気がする。

例えば、あるプラットフォーム上では、いいね!を押せる上限が毎月決まっていて、その上限を超えるいいね!を押したい場合は、100いいね!1000円などで購入する。

自分の投稿へのいいね!が100以上になったら、プラットフォーマーからお花が届く。

オンラインのいいね!がリアルなお花になる。しかもそれは、自分の投稿への気持ちとして。いいね!が当たり前になった今だからこそ、お金を払ってでも押して、お花を送りたいいいね!があっても良い気がする。

お花の名前をした子に毎年の誕生日にその花の花束を送る

日本には、子供にお花の名前をつける人がまだまだ多くいる。

ゆり、蓮、さくら、蘭、すみれetc,,

こういう子達がみんな、自分の花が好きかって言うとそうでもない気がする。なので、生まれた頃から自分の名前と同じお花が届けられたら嬉しいし、家族もその子も一生、そのお花屋さんとお付き合いしていくと思う。

(花って名前がついてる子には、毎年ランダムに送られる?笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?