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ネクタイに関するあれこれ

こんばんは、KJです。

皆さんコロナで暇を持て余していらっしゃるかと思いますが、どのようにしてお家で過ごされていますでしょうか。

Netflix、hulu、Amazon Primeなどを一通り見つくしてしまった私はというと、先日テレサというテレビ朝日系の動画見放題サービスに登録し、大好きなドラマ「相棒」をシーズン1からぶっ通しで見続けています。(朝から見始めて1日でシーズン2まで行きました笑)

これだけ引きこもってずっとドラマを見続けられるのは幸せですが、そろそろ外に出て遊びに行きたくなりますね…。

では、早速本題に入ります。本日のテーマはこちら。

【ネクタイに関するあれこれ】


先日は、小物全般に関して触れさせていただきましたが

本日はネクタイにフォーカスして、より詳しくご説明させていただきます。

1.ネクタイの結び方って結局どれがいいの?


ネクタイには、様々な種類の結び方があります。

主なパターンは↑に記載されている「プレーンノット」「ウィンザーノット」「「セミウィンザーノット」「ダブルノット」の4種類。

結局どれがいいか分からない方も多いのではないでしょうか。

私のお勧めは、、、


「プレーンノット」です。圧倒的にお勧め度No.1。
​なぜかというと、

1.ノットがコンパクトな為、着こなし全体がすっきりと見える
2.結び方が一番カンタン

だからです。その他の結び方はどうでしょうか。

・ウィンザーノット→結び目が大きくなりすぎておじさんに見える
・セミウィンザーノット→ウィンザーノット同様、おじさんに見えがち
・ダブルノット→上手く結ぶのが難しい為、テクニックが必要

見た目的にも結び方の簡単さから言っても、プレーンノット一択でしょう。
※ディンプルを作ることも忘れずに行ってください!

2.ネクタイ選びのお勧めカラー

ネクタイって、とてつもないカラーバリエーションがあってどれを買えばいいか分からないですよね…。

私が学生の時にセレクトショップで販売をしていた際、プレゼントシーズンになると、女性のお客さまが多かったのですが、「ネクタイをプレゼントしたいのだけど、何を買っていいか分からない」と必ずアドバイスを求められた記憶があります。

答えはシンプルです。
困ったときには「ネイビーのソリッドネクタイ」を買いましょう。

かの有名なネクタイブランド「TIE YOUR TIE」を創設したフランコミヌッチ氏は、こんなことを言っています。

なぜ、毎日ネクタイを替えなければならないのか。男に、そんなにたくさんのネクタイは必要ない。上質で、作りがしっかりしたタイが10本もあればいいではないか。私は、紺無地と、紺と茶に、小紋が入ったネクタイだけしか持っていない。

本当にその通りだと思います。もっと極端なことを申し上げると、私は紺無地のネクタイ10本だけでもいいと思っています。
それくらいソリッドネイビーのネクタイは完成されています。

ここで重要な点は、「上質である」という事。
量販店などで売っている5,000円代のネクタイではダメなんです。

お勧めのブランドをご紹介しますので、ぜひ下記ブランドのどれか1つでもいいので一度締めてみてください。たかがネクタイ1本ですが、放つオーラが全く違います

Atto Vannucci(アット ヴァンヌッチ)

イタリアクラシコに見られるセッテピエゲが特長。

軽やかで、丸みを帯びたシルエットがとてもセクシーで、大人なスタイルにピッタリの1本です。

※セッテピエゲとは・・・

Kiton(キートン)

こちらもセッテピエゲでありながら、裏地が付くという非常に珍しい作り。
裏地無しのモノと違い、重厚な存在感があるのが特長です。

Francesco Marino(フランチェスコマリーノ)

こちらは、先にご紹介した2ブランドよりももう少し手軽な価格。
剣先のみ裏地がないタイプで、「軽やかでありながら締めやすい」為、
高いネクタイを1本買おうとしている方にお勧めのブランドです。

よく、ドット柄やチェック柄のネクタイを締めている方がいますが、個人的な見解としては、そういった柄ものよりもシンプルで上質なネイビーのネクタイをしている人の方が圧倒的にかっこいいと思います。

どんなカラーのスーツ・ジャケットにも合いますので、もしお持ちでない方は、ぜひ一度上質なソリッドネイビーのネクタイを1本購入されることをお勧めします。

3.ネクタイはスーツに合わせて選ぶのが肝

ネクタイの素材はシルク100%が一般的な素材です。ですが、同じシルクでも艶感のあるモノもあれば、マットな質感のネクタイが存在します。
その他にもカシミヤ/ウール素材の起毛感があるネクタイもありますね。

ではどのように使いこなせばいいのでしょうか。

「スーツの質感とネクタイの素材を合わせる」

事がポイントです。

一般的なスーツは、ウール100%の光沢感があるモノが多いので、その場合には同じく艶感のあるシルク100%のネクタイが適しています。

では、冬場に着る起毛感のあるフラノウール素材のスーツの場合はどうでしょうか。せっかく季節感のあるスーツを着ているのに、ネクタイがツヤツヤしていてはアンバランスで勿体ないです。ぜひ、その時にはネクタイも同じく起毛間のあるカシミヤ/ウール素材のネクタイを締めましょう。

ビジネスカジュアルスタイルですと割と光沢感が抑えられた素材のジャケットが多いので、その場合にはシルク素材でもマット感のあるネクタイやニットタイがおススメです。

いかがでしたでしょうか?
ネクタイは一見すると軽視されがちなのですが、スーツ全体の印象を決めるVゾーンの中心なので、実は非常に重要なポイントなのです。
良いスーツを買われた方は、ぜひネクタイにもこだわってみてください。

次回は、スーツにおける下着「シャツ」に関して触れたいと思います。
ぜひ引き続きご覧いただけますと幸いです。

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