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ビジネスマンが着るべきシャツとは~Part2~

こんばんは、KJです。

すみません、前回の投稿から少し時間が空いてしまいました。

GWも明けましたが、相変わらず緊急事態宣言の延長で自宅待機中です…。
気温もかなり暖かくなってきて夏の到来がもう目の前ですね。
これだけ家に籠っていた反動か、今年はたくさん海に行きたいです。

では、早速本題に。

本日は靴に関して触れようと思っていたのですが、先日の投稿では書ききれなかったのでPart2と題して、引き続きワイシャツに関してお話したいと思います。

前回の投稿はこちら↓

前回の投稿では、「ワイシャツはオーダーするべきだ!」という内容を書いたので、今日は「どんなワイシャツを作ればいいか」をご紹介します。

【シャツの印象が決まる襟(カラー)の形】

シャツにおいて一番重要なパーツは襟(カラーとも呼ばれる)です。
そして、ワイシャツの襟には様々な種類の形があります。

↓ちなみに、こちらのサイトで主な形が紹介されています。

【1】「レギュラーカラーシャツ」
【2】「ワイドカラーシャツ」
【3】「ホリゾンタルカラーシャツ」
【4】「ボタンダウンカラーシャツ」
【5】「ウィングカラーシャツ」

【1】~【5】のどれを着てもビジネス的には問題ないのですが、
この中で一番お勧めな形は、【2】「ワイドカラーシャツ」です。

なぜなら、「襟の剣先が見えず、かつネクタイに一番合う」カタチだからです。

ワイドシャツ

※画像はワイドシャツのイメージ

一番スタンダードな【1】「レギュラーカラーシャツ」との大きな違いとしては、見え方的にジャケットのラペルに剣先が隠れるかどうかになります。

レギュラーカラー

※画像はレギュラーカラーのシャツ

見ていただくと違いが分かりやすいですね。
ワイドカラーシャツの場合、シャツの剣先がジャケットのラペルにきれいに隠れています。一方レギュラーカラーシャツの場合には、剣先が見えている状態です。

わずかな違いですが、これが見た目に大きな違いを生みます。これはスーツの際にも触れた通り、「直線的か曲線的」によって見える印象が変わるからです。

先にも述べた通り、シャツのカラーで一番のお勧めは「ワイドカラー」です。スッキリかつスマートな印象を与えるからです。
ワイドカラーと比べてレギュラーカラーが野暮ったく見えてしまう要因としては、剣先が見えてしまっている事で、直線的な印象が出てしまうからだと考えられます。

では、その他の3種はどうでしょうか。

【3】「ホリゾンタルカラーシャツ」
→ワイドカラーよりもスッキリしているが、襟が小さすぎるためネクタイと合わせづらい
【4】「ボタンダウンカラーシャツ」
→レギュラーカラー同様、剣先が見えてしまう為野暮ったく見えてしまう
【5】「ウィングカラーシャツ」
→元々タキシードに合わせる用なのでビジネス向けではない

このことから、ビジネス向けのワイシャツとして最もお勧めできるのは、「ワイドカラーシャツ(セミワイドも含む)」になります。

【ほとんどの人が気を遣わない?最後にこだわるべきポイント】

ここまで来たら、皆さんワイシャツ選びに失敗することはないと思います。

では、最後にワイシャツ選びでこだわるべきデイテールの中で、最も細かいポイントをお伝えします。

実は恐らくこれを意識してシャツを選んでいるビジネスマンの方はほとんどいないかと。では、どこに目を付けるべきかといいますと、それは、、、

カフスです。

オーダーすると分かりますが、実はカフスには様々な種類があります。

多くのシャツは、シングルカフスで作られております。

中には、コンバーチブルカフスやダブルカフスにしてカフスリンクスを付ける方もいらっしゃるかと思います。
勿論、それもかっこいいのですが、カフスリンクスを付けるスタイルは、元来タキシードに用いられるディテールなので、正直スーツスタイルにはトゥーマッチかと個人的には思っております。

ではシャツを選ぶ際には、どんなカフスを選べばいいでしょうか?

それは、「円錐カフス」です。

どんな形かというと、ぱっと見は普通のラウンドカフスなのですが、文字通り円錐の形をしており袖に向かって絞られている特殊なタイプです。

このタイプは、手首の袖部分によく見られる余計なダボつきがなく手首にキュッとフィットしますので、エレガントに見えます。

円錐カフスのディテールを用いている・オーダー可能なシャツブランドはそこまで多くないので、ぜひ購入・オーダーされる際には事前にHPを調べてみてください。

2回に亘ってお送りした「ビジネスマンが着るべきシャツとは」はいかがでしたでしょうか?
スーツや靴にこだわる方は多いかと思いますが、実は意外とシャツもこだわるべきポイントがたくさんあります。
スーツスタイルは決まっているのに、社内でジャケットを脱いだら「あら、なんかあの人残念ね…」とならないよう、インナーのシャツにもぜひこだわってみてください。

次回は、スーツと同じくらい重要な「ビジネス靴」に触れたいと思います。リーガルやスコッチグレインで満足されている方にぜひ読んでいただきたいです。

引き続き読んでいただけますと幸いです。


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