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🚍【徹底解説】定時路線

こんにちは、バスキャッチライトです。
送迎バスはスタイルは様々なスタイルがありますが、大きく分けて以下の4つに分類されます。

  • 定時定路線

  • 予約路線

  • 指定された地点への送迎(ポイント送迎)

  • 自宅送迎

本日の記事は、「定時定路線」について詳しく解説していきます。


<目次>

  1. 定時定路線とは?

  2. 定時定路線のメリット

  3. 定時定路線のデメリット

  4. まとめ


1.定時定路線とは?

決められた時間、決められたルートを走行する送迎スタイルとなります。
昔ながらの送迎スタイルであり、バスと聞くとこの送迎が連想される方も多いのではないでしょうか?

身近なサービスで活用されているのが、市営などの公共バス、コミニティバスで活用されています。

時刻表を活用することで、バス運営側で到着時刻とバス停を管理しています。
またバス利用者も、到着時刻が予め設定されているため到着の予定が立てやすくなります。

2.定時定路線のメリット

定時定路線の特徴は、以下の3つです。

  • 決まったルートを走行する

  • 決まった停留所に停車する

  • 停留所には決まった時間に停車する

このためバス利用者は、停留所に停車する時間に行けば、バスに乗れるというメリットがあります。
また、目的地への到着も時刻表から分かるため予定が立てやすいメリットがあります。

また、施設名が書かれたバスがあったら、広告効果も期待しちゃいますよね!

3.定時定路線のデメリット

市営バスなどの送迎スタイルの定時定路線。
こちらデメリットがあります。

【デメリット1】空車(誰もならない便)

そのデメリットの一つとしては、空車(だれも乗らない)便が発生してしまうことがあることです。
1時間でルート往復で30kmの便があった場合、

<ガソリン代算出>
ガソリン代:172.2(円/L)  :2023/10/16現在全国平均
燃費:9.0 (km/L)

 ・30.0 km × 172.2(円/L) ÷ 9.0 (km/L = 574円

  空車が1便あたり574円のガソリン代の損失

<人経費算出>
1便1時間走行した場合、時間換算して1,200円

合計で1便あたり、1,200円+574円=1,774円

1日あたり、空車便が10便あった場合、17,740円
25日営業で考えた場合、443,500円

空便による1ヶ月

合計損失額 44.3万円

 こちらはかなり大きな金額ではないしょうか。

【デメリット2】運行ルートに乗車ニーズがない

ニーズがない理由として以下が考えられます。

  • バス停の位置が家から遠い

  • 自分で歩く、運転したほうが早く付く

定時運行をしても利用者がいないバスを走行していると何のためにバスを走らせているかわからないですよね。
こういったデメリットをなくすためにも、乗車管理、ルートリサーチは随時必要となります。

こういったデメリットは、予約制にするとさほどコストをかけずに、デメリットの少ない路線管理ができます。

【デメリット3】渋滞によるクレーム対応

渋滞が発生してしまったときの職員様の対応が通常業務の圧迫に繋がりかねません。
そんなとき位置情報の配信ができるといいですよね。

バスキャッチライトでは、1台から送迎バスの位置情報、運行状況の配信ができます。気になる方はこちらの内容もご覧くださいませ。


4.まとめ

  • 定時路線は古くから存在する送迎スタイル

  • 予約なく乗車できるため、急に利用したくなった場合に便利

  • 空便(誰も乗らない便)がある場合のデメリット(損失コストは大きい)  ※往復1時間の30kmで月額約44万円ほどの損失

  • 予約制にすると定時路線のデメリットを解消できる可能性あり

次回の投稿は、定時路線のデメリットを解消できる「路線予約制」について投稿しますね。



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