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【ロールキャベツ】

ロールキャベツですが、あり合わせの食材で作りましたが美味しかったです。

冷蔵庫や冷凍庫にある食材で気楽に作れるのに特別感がありますよね。今回は冷蔵庫に眠っていた野菜を刻んでこれまた冷凍庫に眠っていた牛の挽肉を叩き起こして作ったわけです。

眠っていたといってもこの場合は冷蔵庫に保存されていた野菜と冷凍庫に冷凍されたまま放置されていた牛の挽肉という意味で、実際に牛の挽肉が冷凍庫でスリーピングだったわけではありません。

牛の挽肉を解凍して急に鳴き出したらさすがのわたしもびっくりするじゃないですか。びっくりしたなぁモゥ!ってわたしだって牛みたいに泣く羽目になるじゃないですか。生きてる牛の挽肉なんてモゥ料理できない!って放牧するしかないじゃないですか。第一挽肉が外の世界で生き残れるかだって怪しいものです。

話は変わり肝心のレシピですが、何かしらの肉、もしくは肉のようにまとめて丸めやすい物を用意します。牛であろうと豚であろうと何かしらの鳥であろうとかまいません。値ははりますがロブスターであってもかまいませんし、蟹と蟹味噌だって構いません。植物性のものであればマッシュしたお芋や豆でも構いませんし、オカラだってオケラだってアメンボだってみんなみんな生きていますし友達じゃないですか。なんだっていいじゃないですか。まったくモゥ。

スープに溶け出していきますので下味はしっかり目がおいしいです。もちろん美味しいのは下味だけでなくロールキャベツ全体が美味しくなります。

ということで肉か何かしらの丸めやすい物と刻んだお野菜を合わせます。合わせて丸めて形を整えて冷蔵庫でしばらく寝かせます。次第に寝息が聞こえてきますがここは心を鬼にして無視してください。そして眠らせている間に丁寧にキャベツの葉を毟りとり、芯の硬い部分を切り取ります。これはとっておいてロールキャベツのロールキャベツ本体部分を食べ終えた後に残ったスープを再利用し、未だに冷蔵庫眠り続けている野菜を叩き起こしてスープにします。

処理されたキャベツの葉を柔らかく下茹でします。何分茹でるかは明言できませんがここまでついてきた方であればキャベツの声を聞いてください。キャベツが教えてくれますからじっと待ってください。じっと待ったらキャベツの葉を取り出して先程の丸めた何かを冷蔵庫から取り出し叩き起こします。

沖縄では豚は鳴き声以外は全部食べると言いますが、ロールキャベツは鳴き声さえも余すとこなく食べます。命への感謝を込めてキャベツの葉で包みましょう。

包んだら爪楊枝か何かで葉を固定します。間違っても葉を布袋してはいけません。固定です。葉を布袋するとロールキャベツどころかロックをロールされてしまいます。しかもロールキャベツを一個だけ作るのであれば布袋一人で布袋できるかもしれませんが複数を作る場合は布袋一人でどう布袋しろっていうんですか!キッチンに複数の布袋がいるなんて想像したくないじゃないですか!ロールキャベツをお皿に取り分けるたびに布袋を取り除かないといけないなんてスリルがありすぎるじゃないですか!

まったくもう!



本日も【スナック・クリオネ】にお越しいただいき、ありがとうございます。 席料、乾き物、氷、水道水、全て有料でございます(うふふッ) またのご来店、お待ちしております。