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農業をテーマにした演劇を製作中

劇団ブルアは公演事業、教育事業、イベント企画事業と三本柱で社会貢献できる劇団を目指しております。

https://burua.net/companyguidelines/ (←劇団ブルアホームページ)

今回は、私たちの公演活動についてお話しさせていただければと思います。

劇団ブルアの公演活動は、地域や社会に寄り添えるように、社会問題をテーマにした作品を主に公演して参りたいと思っております。

そして、ただいまは、日本の農業をテーマにした作品を製作中です。

種子法や種苗法の話などを、多くの方に知っていただくために只今、いろいろと調べております。公演時期はまだ未定ですが、来年には出来ればと思っております。

ですので、この農業のお話を通じて、いろんな農業に精通されておられる方々、現場の方々とお知り合いになって、今の農業問題をより掘り下げていけるようになれば良いなと考えております。

勿論、私どもはまだまだ知らないことがたくさんあるので、色々と勉強不足なところもあり至らぬ点が出てくるかもしれません。

しかし、農作物の消費者側が農業に関心を持つ一つの切欠になればと思い、出来るだけ多くの方に今の農業の現状や問題を知っていただき、日本の食を考える人、もっと日本の農業を大切にしようと考える人がたくさん増えればと、そのように願っております。

それだけ、今、日本の農業を調べていくと様々な問題が見えてきて、かなり驚く内容も見えてきました。勿論、これは色々な面からの視点を持たなければいけませんが、これらの情報を日本の国民が知らないままで良いのかなと調べていくうちに不安を感じてしまいました。

国は、一生懸命、色んなことをお考えになって法律の改正などをされてますが、その利が農家さんのところまで言ってるのかどうかと言われるとそうではないようにも思えますし、個人農家さんが少なくなって、大規模農場といった利益を優先とした企業化を推進されているようにも思えます。

物価は上昇しているのに、野菜の値段が上がらないのはどうしてか?

私たち消費者からすれば有難いことなのですが、でもこの問題が実は、深刻な問題であることも調べていくうちに分かってきました。

今の日本は、「いつの間にかこうなってた」という半ば諦めのような流れが多くあるように思います。

そういう諦めが、より個人主義に走り、世の中のことについて関心を示しても、どうすることも出来ないという風潮がより深まるように思います。ですから、そのようにならないためにも、自分たちの幸せは自分たちで決めるというという方で多く賛同できれば、より良い社会を作ることが可能なのですないかと思い、そのような志で今後公演をして参りたいと思っております。

そのように、私たちが感じたことを演劇という作品を通じて多くの方々にご覧いただければと願っております。

因みに、この写真は昔、劇団代表のさいとうつかさが客演で某劇団のお世話になった時、公演作品が米農家のお話だったので、実際に農作業体験させていただきました。その時の写真です。

手植えと機械で植えたのが一目で分かりますでしょ。両方させていただきました。毎週田んぼ見に行きました(笑)かわいい我が子のように・・・

この経験があったのもあり、実際に現場にいって、お話を聞き、当事者の苦労話を聞いて、自分の活動に反映させるという考えが今もあるのだと思います。

今回は、農業のテーマにお話ししましたが、他にも色々な社会問題に対して色々と取り組み、それを演劇という形で発信できればと考えておりますので、これからもよろしくお願いします。

最後までご覧いただきまして誠に有難うございました。


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