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自信の持ちかた

 長男が、以前に一度だけ。

寂しそうな顔で、

漏らした言葉があります。


長男:できないなぁ。

 何で、みんなと同じように、

 できないんだろう。


 これは、高校に入学して間もなく、

独り言のように、

長男が漏らした言葉です。


これを聞いたとき、私は、

なんて声をかけたら良いか?

分かりませんでした。


それでも、

私:急にどうしたの?

と言ってみました。


すると、長男は聞かれたと

思っていなかったのか

長男:なんでもない。

 大丈夫。

と言って終わり。



私はそれ以上、

話を引き出すことが、

できませんでした。

親として、複雑な気持ちです。


長男は、自閉症スペクトラム。


運動面・学習面で、同年代の

子たちに比べてできないことが

多いです。


中学まで特別支援級に

在籍していたこともあり、

専修学校に進学して、

それがより顕著になっている

ように思います。


 今までが悪いとは思いません。

 実際、同世代の学習・運動の

量と質を、授業の1時間の中で

こなすのは、難しいと思います。


 それでも、中学までは、

特別支援級という恵まれた

環境に居させてもらえたので、

幸いだったと思います。


 ただ、高校に、通うようになって、

状況が一変しました。


 その結果、いろんな場面で、

・クラスメートと比較できる

状況になりました。


 私の予想では、その結果、

前述した言葉が出たのかなと。


 誰でもそうだと思いますが、

・できないこと

・やれないこと

があると、自信がなくなります。



・努力すればできるようになる

至極、もっともな話です。


ただ、

・成功するまで努力する

のは、相当な信念と意思が

必要だと思います。


 果たして、長男のように

・生まれつきハンデを持った人

が、「相当な信念と意思をもって」

努力し続けることができるか?


 予想してみてください。


そもそも、

・努力できる環境はあるか?

・時間は確保できるか?

・1人で続けられるのか?

など、

懸念事項に枚挙にいとまがない

というのも事実。


もちろん、1つ1つ向き合い、

「どうしたらできるか?」を、

常に考えています。

そのための「選択肢の用意」。

私は、そう考えています。


その中でさらに、長男に、

愛する他の息子たちに、

・自信を持たせる

・頑張ろうと思える

・自分の未来は自分で切り開く

・毎日にワクワクする

と言った仕掛けを、これから先、

していけたらなと思います。


まずは、

・自信を持たせる

ことの仕掛け。


考えてみます♪


最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました。





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