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うつ病で休職した話その15

前回までのあらすじ

コロナによる人事異動の末、新しい職務内容が合わず、夜眠れなくなる。

うつ病は負け組、うつ病になる奴は心が弱いだけだと、メンタルクリニックに行かず、通勤を続けた結果、中等症以上のうつ病になり、休職。

休職期間はどんどん延び、現在約200連休中。

そんな中、妻が新築マンションをフルローンで購入し、2月には娘も産まれ、父親になったのであった。


メンタルクリニックに精神障害者保健福祉手帳の診断書を書いてもらった。
手帳がある無しで何か変わるかもと思い、手帳の申請をした。
精神障害者保健福祉手帳ができるまでは約3ヶ月。
おそいなー。早く手に入れたい。
医療費も1割負担になるらしい。
なんだよ、最初に教えてくれよ…と思いながら先生の話を聞いていた。

そして休職期間ももちろん延びた。
260連休くらいになる。上司から「お前、休み始めて一年経つけど…」と電話で言われた。
だから何やねん?休みたくて休んでるわけじゃない。

そもそも会社のせいでうつ病になったかもしれないのに「一年経つけど…」の後に続く言葉は「退職せんか?」なのか?

結局、「一年経つけど…」の後の言葉は上司の口からは出てこなかった。

2ヶ月の休職期間の延長。
つまり2ヶ月後にまた上司に電話をしないといけない。

あぁ、鬱だ。

つづく

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