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ジェンダーレスな話の巻

あおさん9歳の時のこと。

今更感ですが、のだめカンタービレ(ドラマ)に夢中😝
私も一緒に観ていたわけだけど、改めて観てみると小出君やら紗栄子やら出てるのね〜!懐かしー!

小出君の演じる真澄ちゃんは、外見は男、性格は女といういわゆるトランスジェンダーな子。
今じゃ少し賛否が分かれるシーンですが、真澄ちゃんが千秋先輩に告白するも、「お前、男じゃん」で一掃されて傷つくシーンをみた。

その時にあおさんが、「この子は男の子なのに男の子が好きなの?なんで泣いてるの?」と聞いてきたので、「身体は男の子なんだけど、性格は女の子なんだよー」と伝えました。

でもピンと来てなかったから、

「おーさんは、自分は男だと思う?女だと思う?」

と聞いてみた。すると、

「女。」


「うん。そんな女の子のおーさんが、好きな男の子に好きだよって頑張って言ったのに、見た目が男の子だからって『お前、男のくせになんで男を好きなんだよ』って言われたら、すごく悲しいよね。」

と言うと、うん。と。

見た目が男の人でも、心が女の人っていう人だって当たり前にいる世の中なんだよー、だから「男のくせに」って言われると傷つく人もいるんだよ。

と言うと、分かってくれたようです。

しかし難しい。

LGBTについては、性教育の過程でやるのがいいのだろうなと思ってはいるので、10歳だしいい時なのかもな、と。

我が家は基本的に、性について正しくハッキリ伝える事にしていて、そこに美徳感も嫌悪感を埋め込まないつもり。

男女の性差については、大きな前提として、

・体と心でそれぞれ別物である
・全てがグラデーションであり、比較したりまとめたりすることはもともと不可能である

がある上で、そのグラデーションな人々が共に暮らす為の様々なルールや考え方が「公平」であることがとても重要だよねっていう話を、成長フェーズに合わせて明確に説明するのがいいなと思ってます。

いろんな意見があっていいけれど、子どもたちからの質問に対する説明責任から逃げるような大人にはなりたくないなって思います。

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