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メンヘラにとってGWは死のウィーク

一日中ぶっ倒れていたっす。昨日、いろいろ動いたからだと思う。クルマの運転って神経を使う。それに古着の仕入れも状態を確認したり相場を考えたり、頭のなかフル回転っす。

それもあってダウンレベル3くらいまでいったんだけど、意外と持ちこたえていたかな。お薬効果? もちろんやりたいことたくさんあるのにこんなところで倒れていてはいけないと布団のなかで思うんだけど。思うんだけど、からだが動かない。動きたくない? どっちもだ。

よくひきこもりや鬱は甘えじゃないというじゃん。まあ責め立ててもよくないというのはあるんだけど、自分のなかで100%甘えじゃないかというとそんなことはないかなあと思ったりするわけだ。

いや、他の人は知らんよ。そこは各位好きにしてくださいなんだけど、少なくとも自分は、「からだが動かねえ」と言いつつ、グラディエーターに大剣で「お前、動けや」と言われたら動く自信はある。

グラディエーターやジャック・バウアーほどでなくてもゆるやかな強制は必要かなあと思うんだ。もちろん、ガッキーに「散歩行こうよ」と言われたらチョー散歩に行くわ。このアメとムチが欲しい。

ゴールデンウィーク(GW)は、地域活動支援センターをふくめて福祉施設がほぼ閉まっている。だから、家にこもっているひきこもりメンヘラにとって外界との唯一のとびらが閉ざされた感じがする。

オレ、よくしんどいときに福祉施設に電話をするんだ。「もうダメだ」「もうおしまいということが発覚した」「オレとカルロス・ゴーンがかぶる」とか。

メンタルが病むとかまってちゃん化する人も多いじゃん。オレもそう。かまってちゃんならまだいいんだけど、これが悪性かまってちゃんになるとデンジャラスなわけ。貴志祐介の小説「新世界より」でいえば、自分が悪鬼になる感じ。

ここで熊谷晋一郎の「自立とは、依存先を増やすこと」につながるんだ。自立とは、リスクヘッジすることだよ。タマゴは一つのかごに盛るなってこと。分散投資に三権分立。諸葛孔明の天下三分の計っす。でも、ゴールデンウィークはその依存先が減るので危険なんだ。

※「新世界より」(アニメ版)について語っている人がたくさんいる。斎藤環、岩井俊二など


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