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1200人を超えるプレイヤーが集まる非営利スマブラSP大会|篝火#9

篝火#9について

 2023年2月4日と5日の2日間、スマブラSPのコミュニティ大会「篝火#9」が行われました。
 会場は埼玉県所沢市にある所沢くすのきホールです。会場が所沢駅から歩いて30秒であり、駅も大型のため食事処が多い点も魅力的でした。
 そして、今回は対戦参加だけで1248名、見学を入れると1500名ほど参加者がいた大規模大会です。
 結果やプレイヤーの分析、実況解説などは多くの方が書いたり、配信したりしているので、今回は参加した感想やなぜこれほど大きな大会を非営利団体で運営できるのかについて書きます。
 ちなみにですが、篝火9のYoutubeアーカイブが投稿1日で100万再生を超えました。他のゲームタイトルと比較しても注目度が高い大会であることがうかがえます。

トーナメント表はこちら

配信はこちら

Day1

 Day0の段階でスタッフが設営をしていたため、朝の段階で会場はほぼ完成していました。平日にスタッフが集まって準備を行うのは頭が下がるし、準備以降2日間の運営も行うから大変だったと思います。

 大会が始まると会場は人であふれます。多くのプレイヤーがしのぎを削り、有名プレイヤーの周りには対戦を見るために人だかりができます。
 また、これだけの参加者をトラブルなく入場させる受付スタッフもおり、会場にも選手兼スタッフや専任スタッフがトラブル対応などを行っています。

 もちろん、スタッフだけで大会を回すことはできません。各プール(ブロック)のシード選手を中心に、プレイヤーが中心となって1次予選を運営します。
 選手たちで点呼やトーナメント票の書き込みを行います。
 また、2つの配信クルーが会場におり、試合が実況解説が行われます。配信画面にはスコアや選手名も記載されます。
 連携が難しい中で無事にDay1を切り抜けたのは参加者全員のお客様意識の低さがあるからだと感じました。参加者一人一人が自分たちで大会を運営し、成功させようという意識があるからこそできる大会だと思います。

 オープントーナメントは序盤(篝火#9だと1日目)が最も参加者が多く、トラブルが起きやすいのですが、無事に切り抜けました。1500人近い参加者がいるにもかかわらずです。
 この連携力や自分事にできるユーザーが多いことがスマブラコミュニティのすごみであり、篝火運営のすばらしさだと思います。

Day2

 Day2は前日とは異なり、選手よりも見学者が多いです。そのため、前日とは違った風景となります。
 選手はDay1を勝ち抜いた196名しかおらず(一般的な大会ではこれでも大規模ですが)、半分以上の参加者が見学だったように思われます。会場には400名ほどの参加者がおり、上位プレイヤーの観戦を行っています。

 上位の試合になると照明が暗くなり、より雰囲気が良くなります。赤い照明が灯り、篝火のように会場を照らします。

 また、会場にはコミュニティボードが設置されており、参加者が自由に文字や絵を書き込めるようになっています。自分やファンの持ちキャラの絵を描いたり、応援コメントを書く人もおり、こちらも参加者が楽しそうにしていた印象です。

 最終盤は会場の盛り上がりも最高潮となりました。1試合終わるたびに拍手が起こり、選手を激励します。

 また、最大同時接続が70000人を超えました。こちらはメンチャンネルであるEGSのYoutubeチャンネルですので、ミラー配信やVGBC、EGSのTwitchチャンネルも含めると80000人近い視聴者がいたかもしれません。
 他タイトルの公式大会でこの規模の同接が実現できるタイトルはほとんどないと思われます。

まとめ

 これだけの素晴らしいイベントが年数回ペースで開催できるのは、主催やスタッフの頑張りが大きいのですが、やはり参加者の大会に対する取り組み方の意識も大きいと思います。
 お客様ではなく参加者として大会を運営する気持ちが維持できれば、今後も大会は続くし、より大型化していくはず。
 ゆくゆくはVALORANTの公式大会(Masters級以上の決勝大会レベル)を超えて日本で最も同接が多い大会になったらうれしいなって思います。
 幕張メッセで大会が行われてもうれしいですよね。


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