見出し画像

ウメブラSP9観戦記|日本最大級のオフライン大会はやはり最高でした。

Ⅰウメブラとは

 2014年に開催された関東のスマブラオフ大会です。オープントーナメントの形式を採用しており、申請が通ればだれでも参加可能です。
 コミュニティ大会ではありますが、今回の大会は1024人の枠が数分で埋まる超人気大会です。世界基準で見てもトップクラスのスマブラ大会であり、優勝には大きな価値がある大会です。
 最初は40名の小規模大会でしたが、スタッフやコミュニティの頑張りによって今の規模まで成長しました。
 ウメブラ自体は新型コロナ禍で3年ほど開催できませんでしたが、今大会はブランクを感じさせないどころか3年前よりも進化した史上最強クラスの大会となっています。


ⅡDay1 1024人→8人

 初日は1024人を8人まで絞るという過酷な大会となりました。ダブルエリミネーション形式であるため、2人に負けたら敗退という状況で選手たちは2日目への生き残りをかけて全力で戦わなくてはいけません。
 また、スタッフの動きも素晴らしく、参加人数に対して会場が狭いことや時間の制限がありつつも設営や受付、配信や進行などがうまく機能し大会を終わらせている点です。
 当たり前のように大会が終わっていますが、並大抵の準備やスタッフの技術、モチベーションでは達成できないことです。


ⅢDay2 8人→1人

 Day2はDay1と異なり、ハイクオリティなステージが用意され、すべての試合を配信します。
 選手はステージ上を歩き会場中央の対戦台へ向かいます。その際のステージの映像もカッコよく、選手に合わせてカメラマンが動き選手を追いかけます。それが大型モニターに映されるため、選手がよりかっこよく見えます。
 選手は当日の朝にスタイリストによって髪型などをセットされており、専用の控室にてウォーミングアップができます。その際スパーリングパートナーを同席させることも可能です。
 演出もそうですが、選手の待遇が良いことがわかると選手のモチベーションも大きく向上するはず。
 ウメブラが多くの選手にとって目標となる大会である理由がわかる一面です。
 観客席も大盛況であり、200席ほどあった椅子はほとんどが埋まっていました。渡り廊下の横にも席があり、選手入場を臨場感たっぷりに楽しむことができます。
 毎試合拍手が起こり、観客のリアクションも多かったです。これで声出しの制限がなかったらもっと盛り上がっていたと思います。

 下に配信チャンネルのリンクを張っておきますので、こちらもぜひご覧ください。


Ⅳ大会以外の見どころ

①有志によるブース出展

 2日目は非営利団体によるブースの出店が行われました。ブースの種類も多岐にわたり、中にもRTA体験ブースやボードゲーム体験ブースなどスマブラと直接関係のないブースもありました。
 きれいに塗装されたGCコントローラーやファンアートの展示会など、プレイ以外にもスマブラ愛やゲーム愛を表現する方法が用意されている素晴らしい試みだと思います。


②eスポーツ界隈の有名人が終結

 両日ともにeスポーツや配信関連のお仕事をされている方が数多く集まっていました。
 全員把握できていませんが、Twitterにて会場の写真をツイートされているのを拝見し、スマブラコミュニティ外からも注目されている大会なのがわかります。
 そもそも有志が行う大会でハイクオリティな配信があり、照明やステージを準備し選手が映える環境を用意して、選手のメイクを行う大会って日本にはスマブラ界隈にしかないですよね。


Ⅴスタッフへの感謝

 演出や配信以外にも準備や設営、大会進行や参加者受付などを行う多数のスタッフがおり、Switchを持参する選手がいるからこそウメブラや他の対戦会が成り立っています。
 関わっているすべてのスタッフに感謝をして、こちらの記事を締めたいと思います。
 皆様本当にありがとうございました!

 いいねやアカウントのフォローをお願いいたします。モチベーションが上がるので、記事を書く頻度が増えるかも。
 また、ツイッターもやっています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?