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競技プレイヤーもコスプレイヤーも2次創作者も楽しめる|KOFes2022に行ってきました。

Ⅰまえがき

 実は今年のKOFesには1~2時間しか参加できませんでした。イベント当日まで4泊5日の仕事があり、現地に到着したのが18時過ぎです。
 それでも、大会はTOP8付近を見れましたし、レイヤーさんはたくさん会場に残り、大会を見たりレイヤー同士で交流をしたりと大盛り上がりでした。

 いった感想ですが、キングオブファイターズシリーズ(以下KOF)やサムライスピリッツシリーズ(以下サムスピ)への愛が様々な場所から感じられる良いイベントです。

 今回は配信で見た内容も踏まえながら、PvPゲームイベントの企画として参考になる部分が多い(参加して楽しい)大会の参加記録を書きたいと思います。

 実はスタッフとして参加経験があるイベントだったので、一般参加者として大会が見れてとてもうれしかったです。
 当日の配信アーカイブはこちらです。


Ⅱ大会のとしての面白さ

 今イベントでは「KOF15」と「サムスピ(令和元年に出た最新作の方)」の2大会が実施されました。
 2022年発売のKOF15は発売したばかりというのもあり、オンラインの公式大会は複数回行われていました。
 しかし、国内でのオフライン大会はKOFesが初だと思います。
 そんな中で、オフ大会に飢えた猛者たちが東京に集結しバチバチと火花を散らすそんな光景が見られました。
 とはいえ、選手同士は和気あいあいと試合をすることが多く雰囲気が良かったです。
 僕が到着した時間はすでにTOP8の試合が行われていたのですが、観戦だけのために多くの参加者が席に座っており、決勝戦まで試合を見ていました。
 また、会場後方には対戦台が残されており、そちらで遊ぶプレイヤーも多かったです。

Ⅲコスプレイヤー向けのイベント

 格ゲーの大会では珍しく、コスプレイヤー向けのイベントが充実しているのがKOFesの特徴だと思います。
 更衣室や荷物置き場が用意されているのはもちろん、コスプレ参加のレイヤーさんがステージに上がれます。ステージで愛を表現できます。それが、配信に映ります。
 仕事でレイヤーになっている人ではなく、参加者がステージに上がれるのが特徴です。
 もともとKOFやサムスピはコミュニティのコスプレが盛んであり、合わせイベントのレベルも高いです。
 そういう意味ではレイヤーの方にとっても、年に1回今までの努力の成果を発揮する場所になっているのではないでしょうか?

 事実、コスプレステージイベントが終わった後もホワイエにはレイヤーの方が集まり交流をされていました。
 僕が会場に到着したのは18時を過ぎていたのですが、それでもホワイエに多くのレイヤーさんが残って交流をしていました。

Ⅳあとがき

 元がコミュニティイベントであり、今でもコミュニティ主導のイベントであるKOFes。
 それは、動画のエンドロールでもわかります。
 そういった流れがあって、一般参加のコスプレイヤーをステージに上げる企画が採用され今でも継続しています。

 他のeスポーツイベントでも一般参加のレイヤーがステージイベントに参加できるイベントは見つからないと思っています。
 そうでなくても、レイヤーが参加したくなるイベントがあるのはKOF、もといSNK格ゲーのイベントやコミュニティの強みであると感じました。

 個人的には、PvPゲームも競技プレイヤー以外の参加者が楽しめるゲームやイベントを作ることが、今後ゲーム制作黒字を出すうえで必要だと思っています。

 もちろん、当日のイベントでは競技プレイヤーが満足する大会になっていました。大会に参加するだけでも十分楽しめるし、全敗で終わっても楽しめるイベントでした。

 来年は時間を空けて遊びに行けたらうれしいです。



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