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【Bur@rt Diary】 作家もコレクターも言語化が必要

現代アートを中心に、アートコレクターでアートのWEBメディア「Bur@rt」を運営しているコバヤシマヒロと申します。

毎週月曜日の朝にお送りする週1回の定期便企画【Bur@rt Diary】、本日は2020年2月24日(月)3連休の最終日、天皇誕生日の振替休日版です。

この3連休、初日〜2日目に上野界隈の美術館やギャラリーをぶらっと巡っておりました。新型コロナの影響で人出がかなり少なく、「日本経済大丈夫か・・・?」と心配になるほどでした。皆様の関係するお仕事やお取り組みへの影響はいかがでしょうか?


そんな中、国立新美術館の五美大展や東京都美術館で開催していた専門学校、美大の卒展を回ってました。目を奪われた作品の中から、熱のこもった作家さんとお話しすることが出来て、作品をコレクションすることになりました。学生さんでも、しっかりと受け答えの出来る方と出会い、頼もしく思いました。
制作した作品のコンセプトや関連した自分の考えなど、鑑賞者に対して整理して伝えることは、作家に必要とされる能力の1つだと思います。


さて、アートコレクターズの3月号が届きました。アートコレクターにとって貴重な情報満載の月刊雑誌ですが、今回の号はお知り合いのコレクターさんたちが沢山登場していたり、私も幾つか取材にご協力しましたので、到着を楽しみにしていました。

細かな内容は雑誌を購入して確認頂きたいのですが、アンケート企画「コレクター60人の本音」という特集は、回答した内容が編集の都合でいくつかカットされましたので、この場を借りて少し追加のご紹介をしようと思います。

事前に頂いた質問項目にこんな設問がありました。


質問:「いま、注目している作家を教えてください」※複数可


コレクターの皆さんの回答を注目していましたが、結果的には「10人の注目作家」という形でまとめてられていました。60人それぞれの推し作家、見たかったです。

私がアンケートに記入したのは以下の作家さんです。

スクリーンショット 2020-02-23 22.57.45

「複数回答OK」とあったので、人数を盛りすぎましたが、若手の作家さんを中心に記入しました。
他のコレクターさんの推し作家さんも知りたかったです。

それにしても、掲載されているコレクターの皆さん、本当に色んな方がいらっしゃいますね。
5年で3000点収集!という、ヘビー級のコレクターさんがいらっしゃって驚きます。コレクション数に驚きますよね、1年で600点、1日1〜2点購入ペースです!
また、「コレクション歴40年で588点」と細かくコレクション数を把握している方もいらっしゃっいます。きっとコレクションのリストをキチンと管理されていらっしゃる方でしょう。管理方法を教えて欲しいです。

読み進めているうちに、コレクターそれぞれの色が合って面白いなぁと感じました。欧米では、自分のコレクションラインをキチンと語らないと、ギャラリーから認めてもらえないそうです。私もまだ数年のコレクション歴ですので、しっかりと言語化できるようにしておきたいと思います。

アートコレクターズ3月号では、もうひとつ、コレコレ展にも少しだけ触れて頂きました(P48)。
コレコレ展についてご存じない方は下記のレポートをお読みください。・

アートコレクターズの記事では、コレコレ展2回目、3回目のスケジュールと関西版コレコレ展について触れて頂きました。

既に2回目開催のコレクターさんは決定し、7月開催に向けた準備に入っています。また、3回目も今年の年末年始に開催を予定しています。
色んなメディアの方に取材頂き、多くの反響を頂いて企画者の一人としてとても嬉しく思います。

また、関西版のコレコレ展も実現に向けて動き始めています。感じの方にお手伝い頂き、参加コレクターや実施ギャラリーの調整を頂いています。こちらの記事をお読みの関西コレクターの皆様にもお声が掛かるかも知れません。よろしくお願いいたします。


今週はピーター・ドイグ展が開催されますね。私は内覧会にお邪魔しようと思ってます。ご本人もいらっしゃるようで楽しみです。

https://kobalog.jp/burart/2019/11/news-peter-doig/

それでは、また!

いただいたサポートは、文化的投資に使いたいと思います!