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個人的に考える評価の高いものの特徴

結論

なろう系と言われるジャンルのラノベで評価されているものの特徴
そんなに読んでいるものは多くないですが。
自然の風景、季節や太陽の光の移り変わりなど登場人物以外の周りのものが想像できるように書かれているか。
ではないか。

もちろん話の筋や戦闘シーンなどの書かれ方も大事だし、そこが肝だと思いますが。

最初の掴み、その小説の世界に入っていく入口は自然の情景が目の前に浮かんでくるような書かれ方をしているものが比較的評価されているのではないのかなと思います。

最近読んだ

窓の外はうっすらと空が白み出していた。しかしまだ星々が空に輝き、空だけが明るい分、そこいらが余計に暗くなったように思われた。

冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた

個人的にはこんな風に語られるものは、新しい物語が始まっていくワクワク感が胸の中に湧き上がってきて、この作品・この世界は自分を夢中にさせれくれる予感がして飛び込んでいけるような気がします。


一度だけ、本物の流れ星を見たことがある。
旅行先ではなく、自分の部屋の窓からだ。空気がきれいで、夜がちゃんと暗い町に住んでいる人にはさして珍しくもないのだろうが、俺が十四年間暮らした埼玉県川越市は残念ながらそのどちらでもない。晴れた夜でも、肉眼で見えるのはせいぜい二等星までだ。
でも、とある真冬の真夜中、何気なく眼を向けた窓の外に、俺は確かに見た。星などほとんどない、深夜でもどこか白っぽい天蓋を垂直に切り裂いた、一瞬の閃光を。

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こんな風に自分が目にしたもの、目の前に広がる景色を言葉にして
自然の移ろいを捕まえて表現にする方法や技術が素晴らしいと
イコール文才もあるのだろうか…

物語を描いてみた気持ちも少しあるので、こういう自然を言葉にしてみる練習をしてみようかとも思う。


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