体重が増減する仕組み⑥
記録ダイエットで体重が85キロ→72キロに。
前回までで、摂取カロリーと消費カロリーのバランスが基本的に体重の増減に影響する事を述べた。
今回は、カロリー以外に体重に影響する要素として、食事のタイミングと、排泄のタイミングについて。
人の体の中には平均して2キロ程度の宿便があると言われている。また、水にはカロリーはないが、当然重さはある。
今まで散々摂るカロリーを減らせとか、消費カロリーを増やすため運動が良いといってきたが、短期的に最も直接的に体重に影響するのは、口にするものの物理的な重さと、排泄するものの重さのバランスだ。
つまり、500mlの水をのめば、当たり前だが500g重くなる。これは、同じカロリーを摂取していても、体重計に乗る直前に食事をすれば、当然測定値に大きく影響する事を意味する。
カロリーコントロールによる平均体重増減はせいぜい200g程度が限界なので、コップ一杯の水で帳消しになってしまう。
体重を毎日記録する事の目的は、摂取カロリーと消費カロリーのバランスの結果としての体重をモニタリングする事なので、なるべく条件は同じに合わせたい。
私の場合、朝起きて、トイレに行った後、
直ぐに体重計に乗るようにしている。
前の日に遅い時間に食べたりしていると、0.5〜1キロはすぐに増えてしまう。昨夜の暴飲暴食を自省する意味でも、良いタイミングだと思っている。
同様に、お風呂に入る前と後、汗を掻く前と後でも200g程度はすぐ影響があるので、より確実にカロリーコントロールの結果を確かめるために、毎日なるべく同じ条件で体重を測り、記録する事が大事。
次回は、カロリーと満腹感の関連について。
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