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OCR解析で良かったって声はなかったのだろうか

1か月ほど前のニュース見て驚いたのが、こちらです。

もはやDXという言葉が使われすぎていて、言葉自体が怪しいと感じているのですが…

OCR解析⇒読めない?

何で?ってなってしまったし、仮に読めなかったとしたら、どんな印字方法で番号が振られているのだろかと思ったのです。読みますよ。たまに読めないこともあるけど、結構読むと思うのですが、読めて便利って声はなかったのかな

システムハラスメント

って言葉も初めて知ってですね…そんなん昔の人たちや僕らの子供の頃はシステムハラスメントだらけの世の中を生きてたよって言いたくなってしまいました。それでも新しい技術に驚き、使い倒して使い倒して成長していったんじゃなかったのかな。

バーコードラベルの消滅

ワンダーレジを導入して以降、よくお客様からユニクロさんやGUさんのセルフレジの方が便利という声です。かなり前から裁判していましたし、ユニクロさんが劣勢というのも導入前から知っていましたが、やはり。

開発者の知財保護の意識がちょっと希薄

になっているのかなと思える裁判でした。経過のニュース等も見ていましたが、開発者さんは今回勝訴したとはいえ、色んなものを放棄して戦っています。またあのレジがユニクロさんのみならず、様々な場所で活躍できる機会を奪った可能性があるので、こういったことは今後ない方がいいなって思うニュースでした。で、このレジもシールの中にあるRFIDタグという電子チップを読み込む仕組みです。

なので、商品にシールは貼らなければならないのです。

裸のまま、プリミティブな形で決済を叶えるワンダーレジ

サインポスト株式会社さんが開発したワンダーレジは始まったばかりです。任天堂のピポットでいえばゲームウォッチ発売くらいの場所にいるんじゃないかなと思います。詳細をここで記すことが出来ないのですが、新型コロナ禍の中で、もうそろそろ稼働から約1年が経とうとしています。

1人の少女のリアクションと2人のお客様からの声

僕たちは店頭で様々な試みを行いました。サインポスト株式会社のスタッフの皆様も、こちらの我儘にも臨機応変に対応してくださいました。その中で10歳くらいの少女が決済した瞬間のリアクションが今でも忘れられません。物凄く驚いて、頭を抱えて理解しようとして「やばいやばいやばいやばい」と言っていたのです。彼女が何を想像したかはわかりませんが、今目の前で起こっていることの本質を理解したのだと思います。それと2人の常連のおばあちゃんの声です。これは決定的な発見でした。そもそも導入前には、シニアは使ってくれないんじゃないかと思っていました。ところが、とんでもない話で、普通に使ってくれたのです。そこで「〇〇できたらいいのに」「〇〇してくれないかね」っていう言葉に、僕は普段通りに冗談言いながらお喋りをしていましたが、心の中では、胸が飛び上がるほどの驚きで、すぐにレポートを作成して、サインポストさんに連絡しました。

過去の経験を遡って当てはめて理解しようとしてしまう

僕もそうなのですが、世の中のほとんどの人間は何かを認識するときに、過去の経験や暗黙知のようなものを手掛かりにして理解しようとしてしまいます。しかしながら、10歳くらいの少女や、おばあちゃんはそうではありませんでした。【今】の自分を表現していたのだと思います。僕も年齢を重ねすぎているので、過去とか経験の呪縛に囚われてしまいます。

過去とか経験からの呪縛から解き放ちたい

過去や経験は大事です。でも最近自分の過去や経験や暗黙知に囚われているなと感じることが増えました。自分で自分に規制をかけているということはありませんか?僕はあります。でも無茶苦茶考えたり、絵を描いたり(画用紙と鉛筆は僕の重要アイテムです)、していると「あれ?」って気が付きます。

OCR解析はシステムハラスメント

などど報じられたら、そう思っちゃいますよね?
んなわけないじゃん。
そう思わない人間でありたいなと思います。

したっけ、また。

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