4つの生成AI（AI先生）の呼び出し方と使い方を丁寧に
はじめに
この記事は、私が書いた「プログラム入門」入門書の本と連動している内容です。4月中旬出版予定。
今やAIの時代、誰もが気軽に使えます。しかも無料でもかなり使える代物です。プログラムを書く際に、分からない事をAIに聞いたり、簡単なプログラミング言語を書いてもらったり、エラーの内容を解析してもらったり（英語を訳してくれ、原因の特定もしてくれるので超便利）できるので、プログラム学習に是非取り入れてもらいたいです。私はAIさん達をAI先生と呼んでいます。
余談ですが、きっとあと10年後は、ほとんどAIがプログラムを書いて、人間がむしろ補助的な役割をする時代になるでしょう。
無料で使えるAI先生のご紹介
私が実際に使っているAI先生をご紹介します。
①ChatGPT3.0(チャットジーピーティ）
AIの代名詞ですね、ChatGPT4だと性能高いですが有料です。
性格はまじめ。ちょっと思考が遅い感じ。
②Edge Copilot（エッジ、コピロット）
ChatGPT4を搭載、マイクロソフト検索エンジンです。
検索エンジンなので色々調べてくれる、優等生
③Claude（クロード）
あまり知られてないですが、アメリカのanthropic社のAIです。
無料だと回数制限があるものの、性能が無茶苦茶高いです。
尖ってますが、かなり優秀です、さすがChatGPT4のライバルです。
PDFやテキストなどを読み込めます。
④Gemini（ジェミニ）
業界のダークフォースGoogle社製のAIです、無料で結構なんでもできる
印象です。画像認識ができます。オールマイティな印象で結構つかえ
ます。
次にそれぞれのインストール＆呼び出し方を解説します。
ChatGPTの始め方
私のはすでに登録済みですので、インストール方法がきちんと解説されているページのリンクを張ります。下記を参照して使い始めてください。
ChatGPTとは？使い方や始め方､日本語対応アプリでできることも紹介！
参考サイト：DXを推進するAIポータルメディア「AIsmiley」｜ AI製品・サービスの比較・検索サイト
下記、私のパソコンでの表示内容です、ダークモードなので暗いです(笑)
英語で最初は表示されるので、日本語にしてと言って日本語化した後に質問をするのがポイントです。英語だからってビビらないでくださいね。
Edge Copilotの始め方
Windows PCの方は最初から入っているのではないかと思います。
Edgeを立ち上げて、右上のマークを押すと表示されます、すぐ使えます。
リンクを張ってあるので、下記より入って必要であればEdgeを入れてください。
画面はこんな感じです。
EdgeはWEBブラウザなので、Copilotに質問すると、色んなリンクを張ってくれるので、探しものに便利です、また最新のChatGPT4がベースなので性能高いです。無料でChatGPT4を使いたいならこれ一択ではないでしょうか。
Claude（クロード）の始め方
あまり知られてないですが、日本語対応してます。かなり性能高いです。特に長文とかすらすら書いてくれます。一部の噂ではChatGPT4より性能高いのではと言われています。
無料だと、何回かやっていると〇〇時までフリープランでは使えませんと出るのですが、結構な時間使えます。
使うには、下記のサイトを参考にするとわかりやすいかと思います。
【Claude 2.1】ChatGPT超えAIの日本語での使い方やAPIの使用方法、GPT-4との比較を解説
参考サイト：WEEL
画面はこんな感じです。私はPC用のアプリを使っているので、そういう画面になってます。
結構、おしゃべり(笑)
Geminiの始め方
GeminiはGoogleアカウントをもっていれば一瞬で使えるようになります。下記よりGoogleアカウントでログインしてください。アカウント持ってない人は作るところから、この部分のやり方は割愛させていただきます。
画面はこんな感じです。
※私は普段からダークモードなので黒くなってますが、実際は白の背景色かと思います。
Geminiを使ってますが、特に制限がないようです。止まったことがありません。さすがGoogle。しかも、結構能力高いです。私は普段はClaudeの方を多用しているのですが、時間期限が来てからは、Geminiに切り替える方法で無料で使い倒してます。GeminiさんはPython（プログラム言語の一つ）がとっても得意らしいので、Pythonやる人は絶対使った方が良いです。
スマホでも使えますよ
私はPCだけではなく、スマホにもAI先生入れてます。ぜひ使ってみてください。
こんな感じです。これはクロードＡＩ先生の写真です。英語ですが、日本語で話してと最初に言えば大丈夫ですよ。
プログラミング学習での活用例
わからない用語はAI先生に聞く
ClaudeAI先生に下記のようなプロンプトで聞いてみると、色々教えてくれます。わかるまで何回でも質問OKなのがAIさんの良いところ。
ここで調べて簡単に理解したのち、Googleなどで検索するとより理解が深まります。
書き方がわからない構文はAI先生に例文を書いてもらう。
エラーはAI先生に聞く
プログラムを書いていてエラーが出た場合はエラー内容をAI先生に張り付けて聞いてみると、エラー内容と解決策を提示してくれます。
下記はAstro.jsというJavaScriptフレームワークを遊びで触っていた時に出たエラーです。具体例としてあげています。
まだまだエラー処理に対しての、回答精度は高くはなく、この通りに対処しても解決しないこともあるのですが、エラーの内容を的確に答えてくれますし、一旦の解決策を提示してくれるので、一度、提示された方法を試して、駄目だったら、Google検索などで解決策を探したり、他のAI先生に聞いてみたりして対処できます。
プログラム入門レベルでのエラーだと、ほとんどAI先生のアドバイス通りにすれば解決できるかと思います。
おわりに
簡単な説明ではあったのですが、AI先生達を活用するのがどれだけ有効かわかっていただけたでしょうか？プログラムをあまりわかってない講師に聞くより100倍も200倍も有益です。
AIに頼ると駄目だという、講師の方もいるかと思いますが、現役SEのぶんの立場からみると、使えるもん、効率が良くなるものはどんどん使えです。
まだ、実際の現場ではセキュリティの関係上AIは使えないところが多いと思いますが、今後はAIサポートでの開発が主流になります。
圧倒的なコストパフォーマンスですから、はっきり言って。
それに、なんだかんだAI先生に頼ったとしても、何かものを一つ作り上げるのは技術者として至上の喜びです。
難しいプログラミング本を読んで途中で挫折するより、AI先生を頼りに何本も何本もプログラムを作って経験を積んだ方が何倍もましです。
お知らせ
私はこのNoteと別に、もう一つ発達障がいをテーマにしたNoteを持っています。そちらに私の赤裸々な現実と将来の構想をのせているので、そちらも読んでいただけると嬉しいです。
■でこぼこ by ぶんたた
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