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牧場での刺激

先日、兵庫県北区にある弓削牧場に行ってきました。
牛がいて、ヤギがいて、畑があり、レストランがあります。

そして牛糞からバイオガス液肥を作って、畑に撒いて、それでお湯を沸かして…。
全てのものが余すことなく、循環しています。

2代目のお母様に案内していただきましたが、それはもうめちゃくちゃカッコよかったです。

無理することなく、本質的なことに取り組まれていて、めちゃくちゃ憧れる生き方をしてらっしゃいました。
そしてそれがやりたいことであるというのだから、尚更憧れます。

バイオマス発電はされないんですか?と安直な質問したら、お湯がロスになるから…と「やらない理由」をちゃんと答えられて痺れました。

レストランでは畑で自分の目で見た野菜たちがプレートの上に乗っていて感動です。
産地直送であったり、サステナビリティのあるコーヒーとか今は色々ありますが、机上のものでなく、リアルに感じられた畑直送でした。

それと驚いたのが、牛乳。
自由に山を駆け回る牛は自ら自動搾乳機にやってくるそうでノンストレスなんだそう。
酪農だけで生きるにはなかなかできないやり方だそうですが、牛の幸せを一番に考えた結果だそうです。

そんな優しく育てられた牛さんの牛乳をいただいたところ…

牛さんへの愛情溢れるストーリーなど全て置いておいたとしても、今まで飲んだ牛乳で1番美味しかった!

大革命!驚き!牛乳のトップオブトップミルクを飲んだかのような衝撃でした!

複雑に甘くて、余韻がフルーティで口いっぱいに広がる感じ。
でも乳くささとかは全然なくて…。バリスタをやっている私はこれでカフェラテつくりたーい!心からそう思いました。


取り組みやお話しを聞いてると、誇りや愛が伝わってきて、私は弓削牧場が大好きになりました。

ここで私が大好きな横山健さんの名言。
「音楽では世界は変わらない。音楽にケツを蹴り上げられて、熱い気持ちになった人が行動して、そうして世界は変わっていくんだ。」という熱い言葉を私は大事にしています。

まさにそう。

「#未来のためにできること」というのは、たくさんあるんだと思います。人の熱というのは伝染して繋がるもの。

刺激を受けた人がバトンを受け取り、未来は紡がれていくんだろう。そう思ったのと同時に将来はこうありたい。そう強く思った弓削牧場での1日でした。

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