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イタリア,サルディニア島の100歳以上の高齢者は日本の5倍、しかも男女同数

見出しの写真はイタリア、サルディニア島山間部です。人口約160万人ですが羊の数のほうが人口を上回るとのことです。
サルディニア島の2012年の統計

10万人当たりの百歳以上の高齢者はサルディニアが200人で、日本は43人とのことです。さらに驚くべきことは百歳以上の高齢者の男女比率は日本が女性4に対し男性は1であるのに対し、サルディニアの場合男1に対し女1であるとのことです。しかも、サルディニアの100歳以上の高齢者の多くが健康長寿を保っているのです。

サルディニアの100歳以上高齢者が多く,しかも健康長寿者が多い理由
高齢者が健康長寿を保つ秘訣は食事、運動、交流(人間関係)の三つがあげられます。
①サルディニアの食事; 肉類が少なめで豆や全粒パンが多い質素な食事。オリーブ油、野菜、果物多くとる地中海食である。ポリフェノール3倍の自家製ワインを飲んでいる。羊の乳から作るチーズ、ペコリーノは動脈硬化を防ぎ健康に良い。
②運動;サルディニア島の山間部の羊の放牧を生業としている地域に健康長寿者が多い。羊飼いの仕事で山野を歩き回ってきたことが原因で高齢になっての足腰が頑丈である。
③交流(人間関係);家族のつながりが強い。高齢者は長老として尊敬されている。友人や社会とのつながり強く、豊かなコミュニケーション維持。

サルディニア島、羊、犬、放牧


サルディニアの高齢者が元気な理由を調べてみて、私、ブンシローが考えたこと
食事と運動については日本人はこれを参考にして実践は可能だが、サルディニアの交流(人間関係)を参考にして実践することは極めて困難だと思いました。
交流(人間関係)は精神面のことで、いわば生きがいに関することです。核家族化が進み、孤独な老人が多いのが日本の現状です。また未婚者が多くなってきている現状です。サルディニアの山間地の村のように大家族のもとで愛情と尊敬を受け高齢者が生き生きとと暮らしているのと同じような環境を作るというのは無理があると思っています。
しかし、サルディニアの高齢者に負けず生き生きとして暮らしておられる高齢者の方達も日本にはたくさんいます。そのような方々のことを調べ情報発信していきたいと思います。
私自身はというと78歳で15歳の息子を育てているので健康長寿を保つために必死に取り組んでいます。「息子が生きがい」という私のnote記事のリンクを貼っておきます。





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