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鮮魚店はやめとけ?需要・将来性をデータとイラストで可視化してみた【市場分析】
どもー。
分析太郎です。
今回は鮮魚店(魚屋)の
市場分析レポートです。
仕事の将来性を把握する上で、
市場分析は必要不可欠です。
起業するにせよ転職するにせよ、
将来性を把握しておかないと
キャリア選択で誤った道を
選びかねません。
なので分析太郎が、
データとイラストを駆使して、
将来性を分析しました。
それでは、見ていきましょう。
鮮魚店の将来性
まずは需給バランスを理解する
前編では、鮮魚店業界の
将来性を確認していきましょう。
その前に、需給バランスについて説明します。
世の中には様々な市場があり、
その中でお金が取引されています。
そして市場の中には、
供給(事業者)と需要(お客様)が
存在します。
これらを釣りで例えるなら、
市場=釣り堀
供給=釣り人
需要=狙っている魚
と言えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1696152201091-tX0EFpJX0Z.png?width=800)
そして、需要と供給にはバランスがあります。
イラストにするとこんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1696152200929-NKgLKZFgCw.png?width=800)
本レポートでは、
鮮魚店市場が4つのうち
どこに分類されるかを、
行政機関と業界団体のデータを
フル活用して考察していきます。
それでは、本題に話を移しましょう。
鮮魚店業界の市場規模
それでは最初に、
鮮魚店業界の
市場規模を確認しましょう。
経済センサス活動調査(総務省・
経済産業省)のデータによれば、
2021年の鮮魚店の市場規模は
6,668億円、推移は減少傾向でした。
グラフを作成しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696152200456-Lw7Q29VWBH.png?width=800)
※584 野菜・果実小売業より引用
出典①:平成24年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典②:平成28年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典③:令和3年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
このデータには、
大手スーパーも含まれています。
それでは、単独事務所の鮮魚店の
市場規模はどうなっているでしょうか。
グラフを作成しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696152200497-jitEGajFKn.png?width=800)
単独事務所:他の場所に同一経営の事業所がない事業所
※584 鮮魚小売業かつ単独事務所の売上高より引用
出典①:平成24年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典②:平成28年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典③:令和3年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
市場規模は減少傾向にありました。
同規模の市場には
下記が挙げられます。
納豆(2,595億円)
呉服小売(2,605億円)
学童保育(2,862億円)
国内市場の立ち位置としてはこのあたりです。
![](https://assets.st-note.com/img/1696152201230-2Q7VBNPZQf.png?width=800)
出典:市場規模マップ
この市場で、需給バランスは
どうなっているのでしょうか。
確認していきましょう。
鮮魚店市場の供給の推移
それでは、鮮魚店市場の
需給バランスを確認しましょう。
まずは供給から確認します。
鮮魚店(単独事務所)の数が
どのように推移しているか確認しましょう。
グラフを作成しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696152202016-q3pV95Bp42.png?width=800)
※584 鮮魚小売業より引用
出典①:平成24年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典②:平成28年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典③:令和3年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
21年は12年と比較して
34.7%減少していました。
では、働く人の数はどうでしょうか。
グラフを作成しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696152200596-Qq8PlSxOUM.png?width=800)
※584 鮮魚小売業より引用
出典①:平成24年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典②:平成28年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典③:令和3年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
21年は12年と比較して
31.8%減少していました。
これまでの情報を整理してみると、
鮮魚店(単独事業所)の数は減少傾向
鮮魚店(単独事業所)の従業者数も増加傾向
従って、
鮮魚店市場の供給は
縮小していると言えるのでは
ないでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1696152200744-MSdI2pMA4D.png?width=800)
では、需要はどう
推移しているでしょうか。
確認していきましょう。
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