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行政書士はやめとけ?需要・将来性をデータとイラストで可視化してみた【市場分析】
どもー。
分析太郎です。
今回は行政書士の
市場分析レポートです。
仕事の将来性を把握する上で、
市場分析は必要不可欠です。
起業するにせよ転職するにせよ、
将来性を把握しておかないと
キャリア選択で誤った道を
選びかねません。
なので分析太郎が、
データとイラストを駆使して、
将来性を分析しました。
それでは、見ていきましょう。
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行政書士の市場規模
そもそも市場規模とは?
まずは、行政書士業界の市場規模から
確認していきましょう。
その前に、市場規模について説明します。
市場規模とは、
その市場で取引されるお金の量を表します。
取引される金額が大きいほど、
市場規模は大きくなります。
そして市場の中に、
需要(お客さん)と供給(事業者)が
存在します。
これらを釣りで例えるなら、
市場規模=釣り堀の大きさ
供給=釣り人
需要=狙っている魚
と言えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1691831851603-wzKH75yq5Y.png?width=800)
そして、需要と供給にはバランスがあります。
イラストにするとこんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1691831851846-p0IrB6tJ7u.png?width=800)
本レポートでは、
行政書士市場が4つのうち
どこに分類されるかを、
行政機関や業界団体のデータを
フル活用して考察していきます。
それでは、本題に話を移しましょう。
行政書士業界の市場規模は?
それでは最初に、
行政書士業界の市場規模を確認しましょう。
サービス産業動向調査(総務省)によれば、
2017年の行政書士市場規模は421億円、
推移は拡大傾向でした。
税理士や弁護士と比較すると、
規模はかなり小さいです。
推移のグラフを作成しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1691832905256-87l0A5VOQp.png?width=800)
出典①:2013年 サービス産業動向調査(総務省)
出典②:2014年 サービス産業動向調査(総務省)
出典③:2015年 サービス産業動向調査(総務省)
出典④:2016年 サービス産業動向調査(総務省)
出典⑤:2017年 サービス産業動向調査(総務省)
出典⑥:2018年 サービス産業動向調査(総務省)
少しずつですが着実に成長しているようです。
ちなみに、以前分析した
税理士・社労士・弁護士の市場規模と
比較するとこんな感じです。
グラフを作成しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1691833935838-bym4qqZwJZ.png?width=800)
出典:サービス産業動向調査(総務省)
同じ士業ですが、この4つの中では
行政書士市場が最も規模が小さいです。
従業者一人あたりの年間売上高も
行政書士が最も小さいです。
グラフを作成しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1691834757192-D669aR0w6L.png?width=800)
出典:2018年 サービス産業動向調査(総務省)
話を市場規模に戻しますね。
行政書士市場と同規模の市場には
下記市場が挙げられます。
ふりかけ(384億円)
野菜ミックスジュース(400億円)
ベビー加工食品(440億円)
国内市場の立ち位置としてはこのあたりです。
![](https://assets.st-note.com/img/1691933843472-mBrOkOf66k.png?width=800)
出典:市場規模マップ
この市場で、
需給バランスは
どうなっているのでしょうか。
確認していきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1691934564492-1YZBPwAb6g.png?width=800)
行政書士市場の供給は増えてるの?
それでは行政書士市場の
需給バランスを確認しましょう。
まずは供給から確認します。
総務省のデータによれば、
2022年4月時点の行政書士数は
50,286人、推移は増加傾向でした。
グラフを作成しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1691890771986-gRW8gidECh.png?width=800)
出典:行政書士の都道府県別登録者数(令和4年4月1日現在)(総務省)
着実に増えていますね。
この推移が続けば、
2030年に行政書士は56,000人を超えます。
グラフを作成しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1691892510882-wPgIYCDddN.png?width=800)
出典:行政書士の都道府県別登録者数(令和4年4月1日現在)(総務省)
では、行政書士事務所数はどうでしょうか。
グラフを作成しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1691897661244-WpFa1kDayI.png?width=800)
※事業所数も含む
出典①:平成24年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典②:平成28年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
出典③:令和3年 経済センサス活動調査(総務省・経済産業省)
行政書士事務所は、
2012~2021年は増加傾向にありました。
行政書士の数が増えているので、
納得できますね。
まとめると、
・行政書士の数は増加傾向
・行政書士事務所の数も増加傾向
つまり供給者が
増加しているということなので、
需給バランスは供給のウエイトが
重くなっているのではないでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1691935126221-C0xSY2WPut.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1691934601813-peAt2yQXig.png?width=800)
では、需要はどう
推移しているでしょうか。
確認していきましょう。
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