『ゴースト・イン・ザ・シェル』（2017年公開）【映画レビュー】

★★★★★
鑑賞日：2022年6月5日
劇場：Amazon Prime Video

ご存じ　1995年押井守監督作品　攻殻機動隊『ゴースト・イン・ザ・シェル』の実写版

スカーレット・ヨハンソン主演　荒巻大佐役でビートたけしが出ている　ちょっと豪華な映画
　
スカ・ヨハ演じるミラ・キリアン少佐？？　
攻殻機動隊好きにとって　少佐＝素子　草薙素子であって　
バトーが　素子〜と呼ぶのが愛らしくて、いいのに　ずっと少佐と呼んでいる　最初なんかものすごい違和感を感じた。

それもそのはず　この映画少佐の自分探しのストーリー。それなら初めから言ってくれればいいのに　サブタイトルとかに「少佐とは　誰」みたいなのを入れると良かったのかもしれない。

“荒巻大佐”のビートたけし　絵としては良いけど“喋りが”？？て感じ
荒巻て　けっこうハキハキ喋るのでそこら辺が何とかして欲しかったかな。
あと　脇役の出番が少ない　と言うよりほとんど無い　個人的にはトグサの人間臭いのがいいんだけど
イシカワいた？　サイトー最後の狙撃シーンだけ。
　
でも　絵作りは物凄くいい、最初のビルからのダイブその後の襲撃　清掃員との水面でのバトル　光学迷彩の雰囲気とか、最後の多脚戦車との戦闘シーン
制作側の力の入れようがよくわかる。
　
アニメ版を実写化するとこんな感じなのかな　と言うより　ハリウッド映画にすると内容もいじるのかな？　原作のイメージが強過ぎて　違和感が大きくなってしまう感じ。
どうせ　変えるならタチコマ出してよ・・・と思ったのは僕だけかな

吹替版の方が　アニメ版と同じ声だから　そっちの方がいいかも。

最後に　スカ・ヨハが良いよね　最初の息を吹き返した時の顔、ビルからのダイブシーンの時の見上げる顔　バトルシーン　やっぱりスカ・ヨハは　“カッコかわいい”と再認識した。　

スカ・ヨハに星　★★★★★

(text by 丞蔵)