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Q&A 才能がないんですが・・・

Q 35歳 男性 フリーター
若い頃から、色々なことに手を出してきました。
仕事も転職を繰り返しましたが、天職には在りつけず今に至ります。
性格的に飽き性なのか、何をしても長続きしません。
ダラダラとした日々で、このまま人生が過ぎ去るのかと考えると、ちょっと悲しくなります。
多分、これといった才能がないんだと思います。
才能がないから、こんな感じで、こんなところに質問しちゃうんだと思います。
才能が無いのは諦めるとしても、どうしたら、もっと充実した楽しい人生を歩めますか。

A 才能があるか無いかは、自分で決めることが不可能です。
なぜかと言うと、あなたの評価は、他人がするからです。
いくら自分で才能があると自慢しても、他人が認めなくては意味がありません。
その逆もしかりです。
まず、あなたに才能があるか否かは他人に聞くことをお勧めします。
勇気がいると思いますが、それが一番の近道です。
安心してください、余程のことが無い限り、他人はあなたの才能を見つけてくれるでしょう。

フリーター →世間の圧力に縛られない自由な発想をもっている人
飽き性→視野が広く未知なる世界を見ようと行動している人
ダラダラ→心に余裕がある人
こんなところに質問→冒険心溢れる勇敢な人!
才能が無い→何て謙虚な人!すてき!

人は死人を見ても、何かしら誉め言葉を放つ生き物です。
「死に顔が綺麗だわ」

不細工な程、可愛いと褒めたたえます。
「アンバランスさが放っておけない!キュン死」

極悪非道な歴史的人物だって、後世の人々に褒められちゃうこともあります。
才能は目立ったり、お金持ちになったり、モテたりするものばかりではありません。

ダメなところと良いところは表裏一体です。
場所や時間、環境によって評価は変わります。

昔、働いていた会社には、一見何の取柄もなさそうなオジサンがいました。
誰とも喋らないし、ムスッとしていて、特にこれといった目立つ仕事もしない。
でも、血気盛んな若い従業員が喧嘩をしている場面に、そのオジサンがお茶を飲みにくるだけで、喧嘩が治まるのです。
不思議と女子社員からも人気がありました。場が和むから。
何もしない=安心感に、変わっていたのです。
皆、そのオジサンのことを天使と呼んで尊敬していました。

自分では気づかないだけで、あなたにも才能があるはずです。
そう思うだけでも、充実した楽しい人生がもう始まっています。

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